■ウィーン・フィルの今と昔

2024-01-12

classic

年初のウィーン・フィルのニューイヤーコンサート、今年は地震等で放送が延期になり、再放送が予定されていた1月6日に放送になりました。

やっぱりこれを聞かないと、新しい年が始まった気がしないよね!と思います。

今年はクリスティアン・ティーレマンが指揮。2度目ということもあって、かなり気合の入った、細かく入念にリハーサルした感じの演奏だなと感じました。

今年の動画は、ちょうど良いのがなかったので2021年のものから。コロナで会場に観客を入れずに行ったものですね。指揮はリッカルド・ムーティ。ムーティは来年もニューイヤーコンサートを振る予定だそうですね! ムーティ様カッコいい。。

Vienna Philharmonic & Riccardo Muti – Suppé: Fatinitza-Marsch (NYC 2021)

おっと、今年のも良さそうなのがありました。
The Beautiful Blue Danube | From Vienna: The New Year’s Celebration 2024 | Great Performances on PBS

これぞウィンナワルツ!の美しき青きドナウ。。

この学友協会の黄金の間、見学に行ったことがあります。
テレビと同じキラッキラの素晴らしく美しいホール、それでいて素晴らしい音響という奇跡のホール。

ですが、ステージはとても狭く、小学校の体育館の舞台ぐらい?なんですよね。
どおりでコントラバスの人が柱と柱の間に埋まるように立っているわけだな、と思いました。でもその密な感じが一体感を深めているのだそう。。

今年の演奏では、最後の方のワルツ「うわごと(Delirien)」が、わぁっ!と思った曲。
なぜなら、シルヴィ・ギエムとパトリック・デュポンが踊っていた曲だから。。
二人ともとっても大好きなダンサーで語りだすと止まらないので、それはまた別の機会に。。

そして、今でこそ女性の奏者も増えたウィーンフィルですが1997年まで女性奏者はいなかったのだとか。。ベルリンフィルも女性奏者は1982年からだそうです。
伝統のあるところだと、何かを始める、変えるのはなかなか大変なんですね。。

というわけで、1975年の来日公演、カール・ベーム指揮の演奏。
男性ばかりで男子校みたいですww
でも、スケールの大きく、厚みと勢いのある素晴らしい演奏。。
ベームの最盛期の名演の1つだそうです。

私の場合、人生の変わり目にウィーン・フィルの演奏を聴くと、「がんばれ!」と言われたような不思議に前向きな気持ちになれます。。

1975年 K.ベーム&ウィーン・フィル ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

スタンダードのダンスとならんで、燕尾服を着用するオーケストラ。。礼儀正しい正装が気高く、今の時代だからこそ貴重でその良さが引き立つと思います。。

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