去年、引退してしまい寂しさを感じたのは、ルーマニアのポールとロクサーナ。
彼らを見つけて、素敵!と応援し始めたところで、がっかりでした。
2人はWDSFのU21で世界チャンピオンになり、順調にキャリアを積んでいると思ったのですが。。
最近ちょっと成績が振るわなかったこともあってか、ロクサーナが引退、ポールはパートナーを探している、というところのようです。
ダンスも上手いのですが、二人とも容姿が素晴らしく。。ロクサーナはかわいらしくリアル・ディズニープリンセスのよう、ポールも若い時のアラン・ドロンにちょっと似た容姿で、きれいなカップルだなと思っていました。
Rednic Paul - Lucaciu Roxana ROU, Viennese Waltz | WDSF World Open Standard
ロクサーナは、かわいらしい容姿のことを気にしていたようで、もっと大人っぽいドレスにしようかな、といっていたこともあるみたいなのですが。。海外は大人っぽい方がよいのかな。。イメージチェンジで成功することもあるので、難しいところですが、私は当人の持ち味、個性はそんなに変えなくていいのでは、と思うことも多いです。
というのも次の話を聞いたから。。
(スケートの話をするのは、デリケートな気もしますが。。)
親戚によると、例えば浅田真央ちゃんもかわいくてキュートなイメージが良くて、くるみ割り人形とかあってる感じだった、それなのに、2010バンクーバー・オリンピックでは勝つために曲もちょっと重厚でちょっと陰鬱なラフマニノフの鐘を使用(あってない気がしたそう)。一方ライバルのキム・ヨナはアンニュイな感じを引き立たせるガーシュインのピアノ・コンチェルトを使いイメージアップして勝ったような気がする、とのこと。
また、伝説のペア・スケーター、ゴルデーワ・グリンコフは女性のエカテリーナの可愛さがちょっと、と言われた時もあったみたいですが、可憐で清楚な感じを貫いたのが良かったんだよ、と力説されました。
そうなのか。。自分の持ち味は大切に、それをレベルアップする道を模索する方が良い時もあるのかな、と思いました。
まあフィギュア・スケーターは引退が早めのことも多いし。。先日、本田真凜ちゃんも22歳で引退。浅田真央さんも26歳で引退でした。
それに比べるとダンスは競技寿命がやや長いので、パートナーを変えたりコーチを変えたりして変化をつけるということもやりやすいのかな。。
そうそう、ポールは頭脳優秀みたいで、理系で大学院にいってIBMに勤めたり、いまはポルシェかな。。エリートっぽい。。
海外はダブル・キャリアの方も結構いますよね。
びっくりしたのは、若干21歳でベルリン・フィルを指揮したダニエル・ハーディング。パイロットの資格があって、40歳代になってからエールフランスのパイロットになり、指揮者の仕事と掛け持ちしているのだとか。。
We Will Rock Youの曲で有名なクィーンのギタリスト、ブライアン・メイも天体物理学の博士ですしね。。
Rednic Paul - Lucaciu Roxana, ROU | 2021 RIDC Timisoara | WO STD - solo T
きれい。。もったいないな、と思います。でも、ダンスの世界も厳しく、続けるのは大変なのでしょうね。。
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