ダンスでは音楽性って本当に大事ですよね。音楽にあっているダンスが私は大好きです。
その場でかかる音楽にうまく乗っていく能力ということなのでしょうが。。それに加えて、海外の選手はよくかかる曲は試合や練習で踊りこんでいる感じがします。受験で言えば、過去問や頻出問題をやりこんでるイメージ。
踊り始めも「あ、この曲!」とノリノリでいけるし。曲に合わせて即興アレンジで振りを変えているように見えるけれど、実は練習済なんじゃないかなと感じることも。。
例えばこのMiami Beach Cha Cha Cha は、競技会で結構かかる曲ですが、音楽性があらわしやすい曲だなと思います。。
ビブラフォンの響きでジャージー、トランペットなどの金管の音もアクセントになっていっておしゃれな曲ですよね。
パッとポーズを決めてほしい箇所や、繰り返しのあるサビみたいなところがあるのですが、そこで魅せれると観客も盛り上がり、歓声が思わずジャッジを振り向かせちゃうんだろうな、と思います。
まずは、ビッグコンペで優勝を重ねているトロールス&イナ(Troels Bager & Ina Jeliazkova)
0:20 チャンチャンの音に合わせてアクション。これはありがちだが。。
0:28 このあたりからサビの部分、イナがこれに気が付いて合わせてくる。そしてトロールスも入り。。歓声と拍手で観客も盛り上がる!
0:45 イナが両手を上げて決めポーズ。曲のクライマックスとぴったり!
1:13 翼を羽ばたかせるような、ウェイビーなアクションも音にあっている
このサビ部分の入りが分かりずらい曲なのですが、はまるとかっこいい!
次はサルボ&サーシャ(Salvo Sinardi & Sasha Kondrashova)
0:00 いきなりサビ。お客さんも盛り上がってる。観客の方に近づいてアピール
0:28 次のサビ。手のアクションで観客にアピール。
1:12 ポーズしているが、サーシャが手を動かして、視線キープ。
ポーズした瞬間って緩急が激しく目を引くけれど、そのまま止まってると注目が別に行ってしまうので、体の一部と目線だけ動かすと観客の視線が維持できるんだろうな、と思います。最近のダンスはスピードが速いですが、ゆっくりためるところを作るとコントラストがきいてさらに速くみえそう。あとちょっと休めるし。。
この曲、すごく素敵なのですが。ビブラフォンって音が小さめなので、多分、生バンドではやらなさそう。。録音で、なんでしょうね。。
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