先日、3月23日、世界的なピアニスト、ポリーニ氏が82歳で死去。。
彼のショパンのエチュードのCD、よく聞いていました。。
圧倒的な技術力と鮮やかな表現力。。輪郭のくっきりした透明感のある音、磨き上げられた大理石の彫刻、などと表現されるようですが、ピアノという楽器がこれほどまでに奏でる音が違うのかと驚かされたものです。
1960年のショパン・コンクールで優勝し、審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインに「彼はここにいる我々審査員の誰よりも上手い」と言わしめたエピソードが有名だそうです。そしてその後10年ほど姿を現さず、再デビューし世界各地で活躍するようになったという、これまた異色の経歴の持ち主でもあります。
先日、日本の誇る指揮者、小澤征爾氏が亡くなられたこともあり、最近はクラシックのアーカイブの番組が多く放送され、名演に浸る日々ですが、ポリーニ氏の演奏も放映されると良いな、と思います。。
ショパンのノクターン。ピアノとはかくも美しい音を奏でる楽器かと感嘆させられる。。
Maurizio Pollini plays Chopin Nocturne no. 8 op. 27 no. 2
ショパンの革命。。超絶技巧に圧倒されながらも、胸をかきむしられるような、そして湧き上がる感動。。
Chopin: 12 Études, Op. 10 - No. 12 in C Minor "Revolutionary"
アニメ、ピアノの森で注目されたエチュードwaterfall。音の粒がきらめく。。
Chopin: 12 Études, Op. 10 - No. 1 in C Major "Waterfall"
名演は数知れず。。素晴らしい演奏をたくさん残してくださり、感謝です。
ご冥福をお祈りいたします。。
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