■プロ・スタンダードのドレス(ロンドン・インター2026より)

2026-10-15

standard

 スタンダードのドレスっていえば、羽、オーストリッチ、フワモコ、っていう印象もあるかなと思います。

でも今回のプロ・スタンダード、ファイナルやセミファイナルの衣装を見ると、それほど多くないのですよね。。

アマチュアなど他のカテゴリーや、プロでもそれ以下の選手だとやはりフワモコも多いですが、プロのトップクラスだとちょっと少な目。。または羽がついていたとしても、デザインが刷新されているなと感じます。




羽、フワモコが減った理由として、私が考えたのは次の4つです(あくまで私の考えなんで、、すみません)

①羽の高騰
 オーストリッチは割と高くなっているという話は時々聞きます。

②動物愛護
 近年ファッション業界では、毛皮や羽を使ったデザインは忌避されているようです。これはアニマルウェルフェア(動物福祉)や環境保護の観点から、好ましくないとされているのだとか。ダンスのドレスにもこのトレンドが影響しているかも。。
毛皮はフェイクファーとかも結構いいけれど、羽は人工的なのはまだイマイチなのかしら。。

③デザインの進化
 やはりプロのトップ選手のドレスは各メーカーやデザイナーが気合を入れて作成しているでしょう。やはりありきたりのデザインではなく、人々をおぉ!って言わせたいというのもあるのでは。。

④ロイヤル・アルバートホール
 ロンドンインターの最終戦、ロイヤルアルバートホールはオーバル型だしすごく広いという感じでもない。。だから、羽がモコモコしていたり(特にフロート)、突き出ているようなデザインは周りにもぶつかりやすく迷惑っぽく、スマートでないと考える人もいるのかも?
(踊り自体が高速化しているというのもあるかも)



では各選手のドレスを見てまいりましょう。。

優勝のスタニスラフ&イリーナ
Irina Cherepanova & Stanislav at the International Dance Festival 

彼らのドレスも布のドレープを生かした感じ。なんならエンパイア・ドレス風とでもいえそうな感じです。彼らの重厚な踊りにあっている感じ。

またトップスには、パールも結構あしらわれている。。キャロリーのドレスもゴージャスなパールの装飾があり、トレンドの1つかもしれません。。

(クリスアンクローバー)



2位のスタス&ナタリア

ナタリアの新しいドレスメーカ、tdanceのドレスも素敵ですよね。スカートのすそを、羽で軽やかに見せるのではなく、チュール+ワイヤーみたいのでクルクル・フワフワっとさせているのかな。羽はその上に少し、という感じ。彼らはクィックが得意だし、軽やかそうなドレスはあっていると思いました。

(tdance)



3位のグレン&キャロリー

キャロリーのVlog風の投稿、面白い。。ロンドン・インターの朝から夜という感じ。

彼らのファイナルのドレスは、深い紫色。この色、多分会場で生で見たら、すごーく綺麗なんだろうな~と思いました。写真や動画って色味が変わっちゃうことも多いし。大き目のパールも胸元、腕と豪華にあしらわれている。。

そしてファイナルの前の薄紫のドレスも素敵。バラの花みたいのがチュールみたいなので作られていてきれい。

(DSI   ちなみにDSI-TVはDSIが運営しているっぽい。DSIがスポンサーしている”エリートパフォーマー”は取り上げられることが多めな印象)



4位のマイケル(ユージ)&アイニ

この中で唯一羽っぽさが目立つドレス。大会の一大スポンサー、ダンスクィーンが最も力を入れているためか、惜しげもなく高そうな羽を使っている。。ポーズの美しさで魅せるって感じの彼らの踊りにはこのボリューミーなドレスがあっていると思う。。

にしても彼女もすごく背中を反らしていますよね。昔、日本ではWDCとWDSFの論争があり、WDC派からは「WDSFはのけぞりすぎ(つまりよろしくない?!)」といった指摘があったとか。。(ひろちゃんさんのブログ(→社交ダンス:黒歴史を掘り下げるPart.3:日本は中立であり、世界の中心だった)などいくつかでそのような内容を読みました)あれはいったい??

(ダンスクィーン)


5位のイゴル&リカ
 リカのロンドンインターのドレスは上手く探せなかったので、テイストの似ているこの夏のWDO世界選手権から。。

リカは最近はこのベアトップ風のデザインを愛用しているみたい。ロンドンインターの時はゴールドではなくて青紫っぽい色を入れていたかな。。胸元、腕、腰のところのおリボン。

ずり落ち防止的にボディタイツみたいなのがデコルテのところにあるみたい。。

私はこういうのを勝手に肉襦袢って呼んでるんですけれど。。フィギュアスケートなどでもよく見かけますが、これの色や厚さが結構難しくって、ピッタリ!っていう人が意外と少ないと良く思う。


6位のマディス&リイス

こちらのドレスは、多分会場で見たら、ものすごくキラキラして華やかなのだろうな。。

彼らの踊りはスピードがあり、回転も左に右にと素早いので、それについていくドレスにするにはかなり工夫・調整がされていると思いました。ずっしり・ゴッテリ系のドレスではついていけなさそうです。というわけで今回は大きなフロートもなくスッキリ目なデザイン、光が装飾という感じ。

それとリイスは、最近クリスアンクローバーがファブリック(生地)のスポンサーになったもよう。ドレス自体は自分のスタジオ関係で作っているみたい。エストニアでも大き目なスタジオのようなので、ドレス需要もたくさんあるのかもしれませんね。

(クリスアンクローバー+Eve Disain)


セミファイナリストから。。
ジャンナン&ジャオチ(フィリップ&ジョアン)

最近こういうメタリック系の生地も増えていますよね。。そしてこのドレス、よく言われるところのワカメ系?!ヒラヒラ感がすごい。。

(tid (tania) international design)


このような大きな大会になると皆気合が入っていて、紅白歌合戦の衣装が思い浮かぶときも。。(笑)
































ブログ アーカイブ

このブログを検索

人気の投稿

注目の投稿

■リファレンス・参考情報:ダンスの試合日程、豆知識など

  ダンスの観戦に便利な情報をまとめておこうと思います。随時更新予定です。 ■試合日程  ・2025の試合日程(海外中心)→ 記事  ・2026の試合日程(海外中心)→ 記事 ■豆知識  ・ダンスの団体について→ 記事

QooQ