■世界で戦うために必要な能力は?---三苫選手

2023-11-09

sports

前回のサッカーW杯で活躍し「三苫の1mm」で有名になった三苫薫選手。現在は海外、プレミアリーグで活躍中ですが、そんな三苫選手が古巣の川崎フロンターレの後輩、育成の選手たちにアドバイスしている動画です。

〔伸びないんじゃない。伸び方を知らないだけだ〕


三苫選手は聡明で言語化が上手く、練習のアドバイスも理論的。相手の攻撃をかわすためにも小技があるらしく、ダンスのフロアクラフトもそんなのがあるのかな、と思ったり。。

そして、質疑応答に入り、
14:00 あたりから、「世界と戦う上で必要とされている能力はなんですか?」の問いに難しいなと言いながら、

・一番はビビらないメンタル。
日本人は外国人は身体能力が強いと思ってしまう。でも意外とそうでなかったりする。そういう気持ちは、チャレンジして取り除いていかないといけない。

・でも、その次にフィジカルや技術が必要。
その土台は今のユースの年代から作っていかないと。

・1秒1秒自分が何が足りないか考えてトレーニングする、食事する、睡眠する。自分に厳しく自分に勝てるかが、上に行けるメンタリティになる。

また、
・プロや世界なんてまだ、って思うかもしれないけど、毎日の積み重ねで見えてくる。

結構、感動。。練習への取組み姿勢もさすがだなと思いました。

しかし、メンタルというのも難しいですよね。
以前、陸上の為末選手が短距離選手の高校生に、「決勝に行って有名な選手に会ったからといって、自分から握手に行くのはダメだ。気持ちで負けることになる。」とアドバイスしているのを聞いて、水泳選手(多分はぎともさん)が「そういう話、現役の時聞きたかった」といって号泣してるのをTVでみました。オリンピックなどに出る選手ってプレッシャーすごそう。。

川崎フロンターレは、三苫選手始め主力級の選手が海外に移籍しましたが、その補強にお高い外人選手を雇うのではなく、育成のために練習場を整備したんだとか。

育成への気合、大事ですよね。いまはAssenでダンスキャンプが行われているようです。サルヴォ&サーシャ、オースティン&リザなどのトップクラスの選手とジュニア、いえジュブナイルなどの若い子も一緒に練習しています。。

今はアジア系の選手も多いので、日本人だから不利というのは減ってきている気もします。逆に埋もれてしまう可能性もありますが。。






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