WDSFはアマチュアがメインで、スターを輩出、とくにスタンダードでは華やかな踊り方もあり、熱い戦いが繰り広げられていたと思います。
しかし、
・戦争が始まり→エフゲニー&アナスタシアなどロシア勢が消え
・DSHという団体と分裂し、フランチェスコ&デボラが去り、
・マディス・アベルがスプリットの影響でWDC/WDOに去り
・なぜかトップクラスの選手が試合に分散して出るようになっている、
などなどで競技会も様変わりしている感があります。
先日の欧州選手権で、チャンピオンのエヴァルダス&イエバもアマチュア引退だそうです。。
そんな中で、若手の選手の活躍が見かけられるようになりました。
今回紹介するのは、マリウス&ダリア。
マリウスはリトアニアの選手だったのですが、パートナーを変えた時に女性のダリアのルーマニアに移籍しています。
欧州選手権でも8位に入っていて躍進中。。
とても端正ですっきりした踊りですが、難しいステップも楽々こなすテクニックの高さのある選手だなと思います。二人とも見た目が上品で、スタンダードではアドバンテージではないでしょうか。。
おそらくレジェンド・ミルコの弟子のようで、最近WDSFではミルコ派がのしている感もあるのでさらに上に行く可能性大かなと思います。
Marius Iluciukas & Daria Grigore
このところWDSFとDSH、WDCとWDOなど世界のダンス団体も分裂が進んでいます。皆、いろいろな思いがあってのことなのでしょうけれど。。
団体が増えたり、大会でやたら○○チャンピオン!をうたうものがあるせいか「チャンピオン」の価値が下がっているのではないか、という声が海外でもあるみたいです。
評価競技ということもあるし、透明性が低そうで、ダンス業界内での政治抗争も起きやすいのでしょうが、あまりやりすぎるとダンス界自体の地盤沈下になりかねないな、という危うさを感じます。
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