■気になるSNSの情報--- ドゥーサン組とドリン組のコラボ、ロシアの選手、日本インター

2024-03-18

latin standard





SNSなどから、気になったことを3つ。。
(確定情報ではないので、あしからず。。)

■ドゥーサン組とドリン組のコラボ?
 インスタによると、今年のブラックプール ダンス フェスティバル(5月25・26日)のコングレスで、 ドゥーサン&ヴァレリアとドリン&マリーナがレクチャーをするようで、2組一緒に宣伝をしていました。テーマは"Harmony, Unity & the inspired Search for Excellence"

 ドゥーサン組はWDOのチャンピオンも取ったことがありますが、最近はスタニスラフ&イリーナをなかなか破れないですし、いっそドリン&マリーナ同様WDC寄りに来て、ブラックプールで戴冠を狙っているのでしょうか。。

 ブラックプールは、去年スタニスラフ&イリーナ、スタス&ナタリアは出てなかったと思いますし、去年のチャンピオンのヴァレリオ&アンナは最近試合に出ておらず引退のうわさもあるので、ドゥーサン組にはチャンス、なのかもしれません。東京に来て教えや燕尾を作っている風だったのに、WDOのアジア・オープンにあえて出ていなかったのも、その布石?!と勘ぐってしまいました。。

 なお、4月21日に日本のダンス グラン原宿のパーティかショーでしょうか、そちらにも2組は出演のようです。こちらはパベル&ポリーナ、ドゥーサン&ヴァレリア、ドリン&マリーナ、ロマン&ガリナ(アメリカンスムース)。


■ロシアのエフゲニー・ニキティン&アナスタシア、プロ化?
 WDSFのファイナリストだったエフゲニー&アナスタシアは、ロシアのウクライナ侵攻でWDSFの試合にはでれず、国内大会にでていたようなのですが。。3月17日RTSロシア選手権にプロとして出場したようです。この大会は、WDCで活躍するラテンのキリル&ヴァレリア、スタンダードのフェドル&アンナなども出場しているようなので、WDC系、つまりブラックプール出場などの可能性も出てきたのかな、と思います。
 
 ロシアのWDSFの選手は、このところぽろぽろとWDC系に鞍替えし国際大会に出てきているようですね。WDCは国籍も非表示にするなどの”配慮”があるせいかロシア選手も出やすいのかな。。
 
 ロシアのWDSF・PDでチャンピオンだったディミトリ―&オルガも中国や韓国で教えの仕事をしたことがあったようだったのですが、先日は台湾でショーをしていたようです。台湾は今、政治的軍事的には中国と緊張関係にありますが、ダンスでは中国・香港・ロシアがかなり進出(浸食?)しているのかしら。。台北オープンもちょっとそんな感じだったかな。。
 ショーなどは外貨を稼ぐ手段にもなりえてるのかな、と思うと微妙です。。日本でも4月にロシア外務省や文化庁などが後援のコンサートが行われる模様で、ちょっと話題(批判?)になっているみたいでしたが。。ロシアの選手はとても良い選手も多いと思いますが、他のスポーツの状況などを見ると、今の時代スゴイ!と単に喜べないところが難しいと思いました。
  
■日本インター
 6月に行われる日本インター、こちらもWDC系でしょうか。。招待選手はマディス&リイスのようです。彼らは実力もあるし素晴らしいダンスをするとは思うのですが。。WDSFからの移籍組として新参者扱いなのか、まだ3大大会ではセミファイナルぐらいだし、WDOに比べてWDCではむしろ評価低めにされていることが多いようなのでちょっと意外というか。。当人たちもびっくりじゃないかと思うくらいです。。

 宿泊費援助も去年などは世界ランキング6位までだったと思いますが、今年は24位までになっているようですし。。

 これまで日本インターの外国招待選手は、チャンピオンかファイナリストが多かったと思いますが、どうしてしまったのでしょう。。理由を勝手に考えてみると。。

①日本の地位低下
 コロナ後、観光地としては外国人にも絶大な人気で、一流どころのウィーン・フィルやパリオペラ座等の来日公演も相次ぎ活況を呈しているようですが、ダンスは人気ないのかしら。。

②拘束期間が長い
 絶頂期の名残か地方大会もあり。。集客力や盛り上がり感はどうなのでしょう。。ファイナリストたちが積極的に参加したい、という感じになっていないのかしら。。

③WDCとWDOの分裂
 ラテンほどではないですが、スタンダードも昨年はWDC系の試合に出ない選手もいたし。。WDCの世界選手権には出ず、同時期に行われていたWDO系?の中国の試合に出た選手もたくさん(ドゥーサン組やフェドル組もそうだったと思う)だったし。。
 あとジャッジもどうなのでしょう。。今まで日本インターの格を上げ、支えてくれていたマーカス・ヒルトン氏らは来てくれるのでしょうか。。WDCはWDOのジャッジをした者を排除するような動きもあったし。。

このように考えると、日本インターを今後も同じように開催するには、今年かなり盛り上げていかないと難しいのかなという気がしてしまいました。。来年のWDCの世界選手権が日本で行われるといっても、いろいろ懸念材料もあるのかな、と思います。

招待選手としてマディス達が来るのは、ちょっと低迷気味な日本のスタンダード界にはプラスかもしれません。。彼らはWDC/WDOでもだんだん主流になりつつある新潮流、音楽性やスポーティさをより取り入れた踊りのフロントランナーでもあるので。。仮にレクチャーあるとしても、マディスは聡明で英語も上手いし、教えの経験も多そうなのでむしろ楽しみではないかと思います。。せっかく来てくれるのですから、大事にしてもらいたい。。



素人のたわごとで恐縮ですが、やはりいろいろな意見・感想があるのは悪いことではないと思うので。。無策ではいられない時代なので、様々なことを考慮していく必要があるのかな、と思いました。。

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