■ラテン・ダブルス、ソロ、プロ・アマ

2024-04-05

musical various

ラテン・ダブルス、最近流行り始めたのかしら。。

元祖ラテン・ダブルスみたいだなと思うのは、マリリン・モンローとジェーン・ラッセルのTwo Little Girls Grom Little Rock。以前紹介した「紳士は金髪がお好き」の映画のオープニングの曲です。昔、初めて見た時はセクシー過ぎると思ったけれど、ラテン・ダンスを見慣れたおかげで、今はかわいい!と思うくらい。。

撮影当時は、マリリンよりもジェーンの方がキャリアが上でマリリンのことをクネクネした踊りをする子だなーなどと思ったらしいのですが。。この映画がきっかけでマリリンはスター街道をばく進、ジェーンのキャリアはそれほどでもなかったのですが、スキャンダルも少なく家族にも恵まれたらしく89歳の生涯を全う。。映画スターとしてトップクラスの人気と栄光・名声に恵まれたものの、スキャンダルにもまみれ精神を病み36歳で薬物中毒死することになったマリリンの人生とどちらが幸せなのかな、という思いが頭をかすめます。。

ともかくも、マリリン初期のキラキラとしたあでやかな姿を。。踊りもそんなに難しいことはしてないのですが、しぐさや雰囲気が素敵!!

Marilyn Monroe & Jane Russell -Two little girls from Little Rock

ベレー帽やクラシックな服装がかわいい!
Marilyn Monroe and Jane Russell - "When Love Goes Wrong, Nothing Goes Right"



■ラテン・ダブルス、ソロなど。。


話は戻りますが、ラテン・ダブルスやソロ。。はじめは何々?と思いましたが。。
最近は、どんどんやって良いんじゃないかなーと思ってます。

素晴らしいダンスが見たい観る専としての意見ですが。。

やっぱりダンスはペアがすごいし、素晴らしい!と思います。。
でも現時点、次の3つの理由から、ダブルスやソロの試合には賛成です。

①男女比の問題等でペアを組んで試合に臨むのは難しい。。
 プロや選手だっていい相手を探すのは大変。


②ペアを探している時間、何もしないのはもったいない。
 選手になれそうな子供、若者のゴールデンタイムは短い。海外も子供はソロとかすごくやっているし。。リードやフォローも大事だけれど、競技会や人前で踊ろうというなら、自分の身体をある程度自在に動かせたり、振りを覚えたりする能力を鍛えるのはアリ。

 大人もダブルス(チームでもいい)で腕を磨くのは、比較的手軽で楽しいし、映える。アイドルなどの手を動かすのがメインぽいダンスより、ボディムーブメントがあったりでダンスとしての完成度も高くなり、やりがいにつながりそう。

③男女ペアのハードルは高い。
 フォークダンスもしない今の子供達には、いきなり男女でのペアダンスはハードルが高い。でも中高生など若い子たちはダンスが好きな子はすごく多い。男子校の先生も文化祭のエントリーが多くって驚いたって言ってたし。。ソロ、ダブルス、チームでもいいのでダンスを始めてもらい、ペアダンスも見慣れてもらえればいいかな、と思う。

ゆくゆくはペアダンスに、と思いますが、それまでの人たちに取り組みやすいものとしてこうしたものがあるのはダンス人口を増やす手がかりになりそうです。


■プロ・アマなど

上述の①の理由からも、ダンスをしてもらう機会として、必要だなと思います。いまどき、いろんな人(ex変な人も)がいるし、アマチュア同士ペアを組み続けていくのは至難の業。。上手な人、プロと踊った方が手軽で達成感もある。アマチュアの普及を図ろうというのに、ハードルが高い選択肢しかないのは辛すぎる。。

また、ダンスのプロや選手も、試合も出る(または出ていた)けれどそれだけで食べていくのは困難。。昔ながらの個人レッスンとパーティデモというビジネスモデルだけでなく、もう少しカジュアルで現代的な手法を取り入れるのは理にかなっていると思います。

というか。。プロ・アマ(アマ・プロ?  teacher & student?)は、もっと多様に、きめ細やかなサービスを提供してもいいと思います。


<試合数を増やす>
  今度の日曜にプロアマのビッグイベントがあるみたいですが、参加数も多く、日本各地から幕張に行くのも大変そう。。日本インターなどもプロ・アマなどを入れたら?と思いました。プロの数は減っていそうだし、全国転戦するなら、と。。

  マラソンしている人も全国各地の大会に参加し、旅行としての楽しみもあるのよ、と聞いたこともあるので、そういうのもアリだと思いました。ビッグコンペで参加したい人が多すぎるなら、東京マラソンみたいに抽選とか、10万円を超える寄付とか。。予選(別の地区に行くのもアリでよいのでは)→全国大会も。。


<様々な大会>
・よりゴージャス
  日本、いえ世界のお金持ち向けにもっとゴージャスなホテル、歴史的建造物、クルーズ船等々を考えてもいいし。

・カジュアルな大会
  もっと手軽な石なしドレスが条件みたいのもありかも。参加をためらう人もやってみてもいいかなと思える手軽さ、料金等。。お掃除も楽そう。

・SNS映え
  会場はこぎれいなところ、照明などで気分が上がるところとか。。超絶上手いというのは難しいので、会場で映える方がよさそう。。家族や友達が来やすいカジュアルなのも。

・講評の充実、ソロも
  ピアノのコンペの話を聞くと、もっと講評を丁寧にするのもありかなと思いました。2~3分くらいの曲でも複数のプロの先生が点数(レベル)、良いところ、改善点、アドバイスなどを1枚ずつ書いてくれ、とても励みになるのだとか。。
 
  参考(知人の子供への講評・アドバイス):
  「メロディに気持ちを込めて表情豊かに弾いてくれました」「左手の連打はキーの下まで弾かず浅いタッチで引けると良いですね」(先生の名前も明記してありました。良い点と改善点)
   
  プロ・アマはアマの方の成長を促すという側面もあると思うので。。1面で1組だけのソロの踊り3,40秒ぐらいを2~3人×2組ぐらいのジャッジで交代しながら審査・講評、その後2面めのところで6組ぐらい一斉に踊る普通の試合形式、みたいなのなら満足度も高いのではと思います。
  
  ジャッジも偉い人より若手を使って勉強の場にしても良いし。
  
  2次、セミファイナルとかファイナルで上がっていくのも良いでしょうが、1組のソロがある方が受けそうな気がします(丁寧な講評の有無はともかくも)。。

・賞を充実
  大人の楽しみの側面もあるので、賞を増やしたり、交流の場を作るのもアリでは。。
  大人向けピアノコンペの中には観客が投票する賞やベストドレッサー賞等たくさんの賞があり、レセプションでジャッジや参加者同士の交流も楽しいのだそう。。副賞も重いと大変なので選べるギフトとか。まあ賛否はあるのでしょうが、参加者の満足度を高める工夫、サービスを探求していく姿勢が好評で年々人気だそうです。

  または早め、午後6時くらいに終わり、各々飲み会や食事に行けるとか。。


   まあ、既存のホテル・パーティのデモ等は発表の場としてはお高めだし、家族や友人も呼びづらいし。でも練習だけでは張り合いが少ないし、ダンスのお友達とも交流しやすいというところでプロ・アマが人気というのもうなづけます。
  


イベントのやりようでは、ダンスももっと魅力を実感してもらえたり、新たにやってみようという人を獲得できるのではないでしょうか。。

ダークパターンではないですが、初めは優しく安くても、いざ始めると重課金(で辞めづらい、「ダンスは難しいから続けないと」)では、やる人はかなり限定されそう(それでもいいということのかな?)

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