■2010当時のUKオープン・プロ・スタンダード。今はジャッジやコーチで活躍の人々

2024-12-29

standard

 以前ラテンの方は載せたことがある(→記事)のですが、同じ2010年でプロ・スタンダードのセミファイナルとファイナルの動画がありました。

ファイナルの順位はこんな感じだそうです。。

1. Arunas Bizokas and Katusha Demidova  USA
2. Mirko Gozzoli and Edita Daniute  Italy
3. Victor Fung and Anastasia Muravyeva  USA
4. Roberto Villa and Moerena Colagreco  Italy
5. Domenico Soale and Gioia Cerasoli  Italy
6. Paolo Bosco and Silvia Pitton  Itary

いまやジャッジやコーチとして有名な人がたくさん。。彼らが現役時代どんな踊りをしていたのか、とても興味深いです。。そしてイタリア勢がすごく多くてびっくり。

アルナスVSミルコという感じの試合ですが、制したのはアルナス。でも人気はミルコ、なのかな。。表彰式の様子など、最近の試合(ドゥーサン組VSスタニスラフ組)を想起させるものもあり。。

ミルコって驚異的にフロアクラフトが上手そう、なのですが、、クイックなどではちょっとぶつかりそうになっているのはわざとなのか、試合のアクシデントなのか、、どうなのかななどと考えたりして。

ミルコは前のパートナー、アレッシア(この時はセミに別の人と)とチャンピオンだったのですが、新しいパートナー、エディータと組んで臨んだところ、アルナスの下にというドラマティックな展開。この翌年も同じような結果になり、2013頃にはミルコ&エディータはWDC/WDO系を去り、WDSFのPDに、という流れだったかと思います。なんか激動の歴史、な感。

2010 UK Open Pro Standard Semi and Final rounds


セミ・ファイナルもやはりビッグ・ネームが並んでいます。

7  Warren Boyce & Kristi Boyce England
8  Sascha Karabey & Natasha Karabey Germany
8  Angelo Madonia & Alessia Betti Italy
10 Domen Krapez & Monica Nigro Slovenia
11  Valerio Colantoni & Sara Di Vaira Italy
12  Isaia Berardi & Cinzia Birarelli Italy

ダンスの試合って、出場している人を眺めると大体結果が予測されてしまい、素人目にはちょっと出来レース的に感じることもないではないですが、その数年後の様子をみると先のことは分からないものだなと思います。ミルコ達が抜けた後などに、セミファイナルの人達が順送り的に上がっていくのかと思いきや、カップル・チェンジが起きたりして。。この後チャンピオンになっていくのは、ヴィクター、ドーメン、ヴァレリオだったかと思います。

順位のレースは、その場の出来だけでなく少し長いスパンで見てみると面白いのでしょうね。まだまだ知らないこと、勉強しないと分からないことがたくさんです。。

しかし、この動画みたいなのが皆で観戦できるといいのに。。最近は他のスポーツも有料の配信流行りですよね。収益も多いのかしら。。コアなファンは有料でも見る人も多いのでしょう。。
でも、一般の人が見れなくなると競技の人気も盛り下がるのではという危機感もあると聞きます。確かにな、と思います。

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