■WDOアマ10ダンス世界選手権2024
SNSからの情報になりますが、WDOアマチュア10ダンス世界選手権(12月1日台湾Taiwan /Changhua,Kingdom Cup)、日本のチューダー&あみ組が5位になったようです。
2位の選手のスタジオのインスタより(WDOもストーリに載せていたのであっていると思います。)
1. Mark Chilcote - Madison Ingoldsby (England)
2. Aleksandr Malkin - Victoria Vorontsova (Russia)
3. Artti Oskar Maasik- Chrislyn Kullamaa (Estonia)
4. 藍郁翔 - 劉靜 (Taiwan)
5. Andrei Tudor - Yoshikawk Ami (Japan)
6. Ricardo Mazaro- Marta Bumatsenko Poshyvak (Italy)
1位はマーク&マディソン。アマチュア・スタンダード・チャンピオンのグレン&キャロリと同じスタジオで弟分な感じでしょうか。。グレン&キャロリもユースの頃などラテンもやっていた時期もありましたよね。親譲りなのかグレンは背が高くなり、スタイルもスタンダード向きになったせいか、今はスタンダードに絞っていますが、マーク&マディソンは今後どうするのかしら。。
1位のマーク&マディソンと5位の日本のチューダー&あみ組については、ドロンさんのブログですでに速報・解説くださっています!
■WDSFロシア選手の行方
ウクライナとロシアの戦争も先日、1千日が経過、次期アメリカの大統領にトランプ氏が選出され、また動きがいろいろあるようです。
WDSFではロシア選手が大勢活躍していましたが、この団体はオリンピック出場を目指しているので、ロシア選手の扱いもそれにならったものとなり、原則禁止ということになってしまいました。選手も多いので国内大会もそれなりに盛り上がっていたようですが、選手生命も考えるとやっぱり海外に、、といろいろ模索がすすんだみたいです。世界的にもダンス界は分断・分裂している(以前の記事)ので、他のスポーツより抜け道がたくさんある感じで、おおむね次のようなタイプがあるかなと思います。
タイプ①アルメン&ドミニカ
→DSH(アルメンはともにラテンチャンピオンとなったスヴェトラーナとはスプリット。その後ロシア国内のWDC/WDO系プロの試合に出たりしたが、キリル&ヴァレリアが上になったためか、今はイタリアが割とメインのDSHに出てチャンピオンに)
タイプ②アレクセイ&アナスタシア
→モルドバに移りWDSF(ロシア国内の勢力争いではエフゲニー&アナスタシアの方が優遇、成績も上になり、、という影響なのか、モルドバに移り、WDSFスタンダードのチャンピオンに。)
タイプ③ザルコフ、エフゲニー&アナスタシア
→WDC/WDO(WDC/WDOのプロになり、今年の夏ぐらいから海外の試合に。ザルコフもPDの大会に出れないこともあってか、最近WDOのジャッジとして登場。WDC/WDOのジャッジはそれらの大会で活躍したレジェンドということだと思っていたが、ザルコフはWDSF系での活躍だったのに、という気も。ただWDCとWDOもジャッジの争いがあるみたいで、分断の結果、人手不足だからかも。実際ジャッジも多様化しているような。。)
ほかの選手も国際試合に出ようとなると、おおむね上記のようようなルートをとっている模様。WDCは●ニーがややロシアに近いようで、ロシア選手も増えてきていますが、ジャッジも様々なので元WDSFとなると依然評価が厳しかったりもするみたいです。
WDSF時代はやたらと強かったですが、、もちろん競争も厳しいし上手い選手も多いのですが。。
●●●派が有利なんじゃないかとか、手続きにやたら時間がかけさせられた選手がいるとか、ダンス界にもスポーツにありがちなの(サッカーの中東の笛、フィギュアスケートや新体操の噂みたいな)が種々あったみたいです。。試合や運営は”正々堂々と””公明正大に”戦われるべきなのでしょうが、政治・経済にも左右されるだろうし、評価競技という性質上、勢力争いや不正、せこい意地悪みたいのは残念ながらなくならないような気もします。でも、そういうのをやりすぎると選手や観客が離れてしまったり競技としての魅力を失ってしまうので。。やはりこういう競技は常にクリーンさを追求していくようにしなければならないんだろうな、と思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿