■UKオープンのドゥーサン組のパフォーマンスは、なぜあのように?

2025-02-10

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今回2025のUKオープンで注目だったもののひとつは、ドゥーサン&ヴァレリアのソロ・パフォーマンス。

UKオープンではファイナルの競技の前に、ファイナリストに選ばれたカップルが階段を降り、ソロのプレゼンテーションを披露します。

今年のドゥーサン組のパフォーマンスは特に凝ったもので、ヴィンテージっぽいドレスや白っぽいメイクもなぜなんだろう?と思っていたのですが、ヴァレリアがインスタでそのことを説明してくれていました。

まずは彼らのパフォーマンス

Dusan Dragovic & Valeria Agikyan 2025 UK Open Dance Festival Solo Presentation

思わず息をのむ美しさ。。
ヴァレリアのこうしたプロデュース力、そしてそれを体現できる美意識、ご本人の美貌もあいまって、素晴らしいパフォーマンスです。

ダンスの夢を見せてくれる、それもプロとして大いに評価される点だと思いました。



そして説明のあったインスタ

実は昨年ラスベガスで行われたWDC世界選手権の後に見た、ラスベガスのショーにインスパイアされたのだそうです。

そのショーは「バーレスクの女王」と呼ばれるディタ・フォン・ティース(Dita von Teese)のもの。

調べたところによると、
バーレスク、とは元々は有名な作品のスタイルや精神をカリカチュアしたり、その作品のテーマをこっけいに描く文学・戯曲、音楽のジャンル、だそうです。

でも、その後ストリップ劇場でのパフォーマンスをさしたりすることも多かったようです。
1930~40年代頃は、そうしたアメリカン・バーレスクが隆盛でした。それはなんとなく性的で若干、場末感もあったのかもしれませんが、2000年の少し前あたりからリバイバルがブームに。
ニュー・バーレスク、ネオ・バーレスクと言われるようになります。
性的というよりはセクシーに、よりゴージャスでアート感もあるものになり、芸能・芸術・パフォーマンス界の1ジャンルととらえられるようになったのだとか。

そのリバイバルの立役者となった1人がディタ・フォン・ティース。

ヴァレリアは女性らしさのアイコンだと感じ、華やかなショーにもとても感銘を受けたそうです。

でもそれをこうして具現化、再現して見せられるのはすごい!
こんな風に構成されると、ダンスもまさに芸術だな、と思いました。









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