■World Diamonds 2024 ダイジェスト動画

 昨年１２月に開催されたワールド・ダイアモンズ・ダンス・フェスティバルのダイジェスト動画が出されていました。ダンスだけでなくインタビューなどもあり、トップダンサーを少し身近に感じられる点もありがたいです。

【WORLD DIAMONDS DANCE FESTIVAL 2024】社交ダンス・感動で世界を繫ぐ

動画のコメントに細かいチャプターみたいのもついていてとても便利！

登場するダンサーは、グレン＆キャロリー、マディス＆リイス、エバルダス＆イエバ、スタス＆ナタリア、ドミトリ＆オルガとスタンダードの注目選手や引退後も人気の方々です。

質の高い動画を惜しげもなく提供してくださっていますが、だからこそ次ライブで見てみたい、と参加される方も多いのではないかなと思います。

私自身もコロナの間にこうした動画を拝見し憧れを持っていましたが、その後、実際足を運んでみるとダンサーたちの素晴らしいパフォーマンスに圧倒されたり、美しくしつらえられた会場・雰囲気に非日常的な気分、ワクワクする気持ちを味わうことができました。

ダンスのパーティとは、本来はダンス業界の方、習っていらっしゃる方々向けのものなのかもしれません。でもこちらでは広く一般にチケットを開放してくださり、私のような観る専も世界のスーパー・パフォーマンスを近くで鑑賞することができ、本当にありがたいな、と思います。でもやっぱり門外漢な感じもして、申し訳ないというか、、難しいですね。

以前習っていたけれどやめてしまい、でも見ることはしてみたいなという方、YouTubeなどで見聞きし、見てみたいなという方もおられると思いますが、ダンスのイベントってちょっと敷居が高いかも。

クラシックのコンサートとかバレエ、観劇などは、客席に行ってみたり聞いたりすればいいし、鑑賞マナーも一般的でそんなに気にすることもない。。家族や友達と行って休憩時間に歓談することもあるけれど、一人で行ってもやれることがいろいろあるーー劇場を見学したり、ポスター等オリジナルの展示物の写真撮ったり、パンフ読んだり（読み物として優れているものも多い）、バーでお茶やワインを飲んだり、グッズやＣＤ販売を見に行ったり、などなど。

でもダンスのパーティとかは交流が大切だろうし、イベントなどもみんな顔見知り（業界人や習っている方）なので、なんというか独特の雰囲気ですよね。別に交流したいとか寂しいとか言うことではないんですけれど、部外者感が他のイベントより感じる。。

休憩時間も日本の場合は見るところもあまりないし、選手や先生と生徒さんが歓談しているのも、当然ながら近づきがたい（演奏家やバレエダンサーなどは出待ちや握手イベントなどで近づくことはできるけど、特殊なタイミングだし適度な距離感はあるかな）物販系もやっている人向けのドレスなどがメイン。かといって、鑑賞ツアーみたいのも恥ずかしいし、そこまで要らない、ちょっとふぁっと見てみたいというひとにはtoo muchな感。。

他のジャンルは自分が習っていなくても楽しめるけれど、ダンスは違うのかな。踊ると楽しいですよ、習いましょう！といわれても困るし、習う気がさらさらない、でも見たいという人もいると思うのですが（異分子？）。他のコンサートやスポーツ観戦もやっている人も勿論いるでしょうけれど、やっていなくたって見に行ったりファンになったりしてもいいのに。。

そもそもイベントもいつどこでどんなもんがやっているかも分かりずらい、界隈の方でチケット完売だったりすごくお高かったりですものね。

あと私の場合、ダンサーの動画も見まくり素晴らしさも知っていて期待感があったり、実績・評判などからも世界トップクラス(またはそれと同等の喜びが見込める)で見る価値があるという確信を持てるからこそ行きたい、という感じ。バレエも事前に動画や評判をとことんチェックし、これぞという公演しか行かないので（そういう人は多いと思う）、それと同じ行動パターンなんだな、と思いました。