■「飛天の間」取壊しの話に思う//ADO Tokyo 2025 オナーダンス(少し追記)

2025-07-31

latin standard various

■「飛天の間」取壊しの話に思う



ダンス界にとっては、メジャーな会場として知られる「飛天の間」。

なんと、品川の再開発の計画のうちの一つとして取り壊しが決まっているのだとか。。

これに関して、私が思ったのは次の2つ。


①ダンス界として、継続を要望しないのかな?
 ここまでゴージャスかつ大型な会場ってあまりないと思います。。
芸能界等々でも使われて、多くの人に思い出深いところですが、特にダンスの方々にとっては歴史と思い出の詰まった会場ではないでしょうか。

 建造物としても、非常に価値のあるもののようで、もうこのようなものは新しく作ることはできないといわれているようです。
 
 お世話になってきたダンス界としても声を上げ、様々な方を巻き込んで取壊しをやめてもらい継続の要請を出すのはアリだと思うのですが。。

 このようなゴージャスな会場はダンスにもとても似合うし。。例えばブラックプールやロンドン・インターだって、ただの体育館やアリーナになってしまったらかなり興ざめですよね。

=======
プリンスホテルの説明より(飛天Luxuary Weddinghttps://princehotels-shintakanawa.sp-wedding.jp/page/7/  コロナの頃のものと思われます)

-都心にありながら豊かな自然の中に佇む大宴会場「飛天」。
天井高最大23mにシャンデリアが輝き
建築界の巨匠「村野藤吾」による建築美を随所に感じることのできる圧倒的開放感を誇る会場です。

-【エントランス】
専用のエントランスを有する「飛天」は一棟貸し切りできる特別会場。
扉を抜けて長いストローク進むと、広がるロビー「うずしお」は圧巻の開放感。
挙式やライトアップ演出をすることも可能です

-高輪エリア最大級の広さを誇る大宴会場「飛天」。
一歩足を踏み入れると、ゲストもおもわず声をあげてしまうほどの圧巻のラグジュアリー空間が広がります。
最大高さ23mの天井には30万枚もの七色に輝くあこや貝と24基の大きなシャンデリアが壮麗な輝きを放ち、ご新婦さまのドレス姿をより華やかに彩ります。
また、会場後方にはプールへと3面の大きな窓が。
緑に囲まれ、都内とは思えないロケーションもお楽しみいただけます。

========



②取壊・再開発が決まっても、中止になる例もある
 現在、建築資材や人件費の高騰などがあり、いったん取壊しや再開発が決まっても、中止になる例もあるそうです。

・中野サンプラザ
 2023に閉館、再開発されることになりましたが、建築費高騰などで白紙に。大型のアリーナみたいなのが増える中、2000人規模の中規模ホールは貴重だそうで、おそらく継続を期待する人は多いのでは。。

・五反田TOCビル
 こちらも再開発のために2024年3月に閉館したのですが、やはり建築費高騰のために計画が白紙に。結局2024年秋に営業再開したそうです。。

 まあ品川なんで、需要はありそうなエリアではありますが。。

 今の「飛天の間」の価値を訴える声が高ければ、継続の可能性も期待できなくもないのでは、とやはり思ってしまいます。(もっと早くから声を上げるべきだったのか?)

 まあ、日本のダンス界は力を失っているのか、動きが鈍くなってしまったのかな。。
若手や選手が減っているのも、将来へ向けての行動があまりないところが衰退産業的、、泥船に乗りたくないという気にさせているからかも、と思うことも。



■ADO Tokyo 2025 オナーダンス

7月30日、東京で行われたADOのJapan Open Dance Championships。

今は中国、香港、タイなどでは数日にわたってにぎにぎしく試合(+キャンプ)が行われているので、それと比べると日本ってちょっと寂しい感じがしないでもない。。

試合結果やオナーダンスの動画がJODのX(旧Twitter)で表示されていました。
日本の新規結成ペア、廣島組もアジア・クローズで優勝したそうですね。


その中からオナーダンスを2つ。


プロ・スタンダード優勝のアレックス組。ドレスは先日のBOCと同じかな?



アマ・スタンダードの優勝、マルコ組。




この組のクィックは、元気が良くお好きな方も多いと思いますが、私はちょっと苦手かな。。



(追記)
1日たって、インスタ等でも情報が。。
こちらの大会は、SNSでの情報発信も多い点など日本の試合としては好感が持てる感じ。

動画で見たからかもですが、照明等もちょっと懐かしい感じ(レーザーとか?)かな。。でもこだわることが大事だと思うのでで今後に期待。
昨日見たバレーボール(日本×ポーランド戦、於:中国)も照明がかっこよく、やはり試合を盛り上げるのに効果的と思いました。お金をとって見せるものはそれなりにこだわってほしいですね。

フォトスポットも、市松模様が記者会見場ぽいけれど、日本でありがちなチャンピオン(予定)な方々の前で撮るものよりは良かったのか、結構写真を撮っている方がおられたみたい。プロアマの方の満足度を考えるとさらに華やかな演出があってもいいかなと思います。でも緑と黒の市松模様ぽいのが鬼滅の刃な雰囲気(?!)で良かったのかも。

選手層は色々だったみたいですが、若い人にもチャンスを、とあまり団体に関係なく出場可だったからなのかな。。夏休みなので平日でも若い子は出やすかったかもですね。まだ人数が少ないのかもですが、キャンプなどもして底上げ+盛り上げができるようになると良いな。。

また、アメリカの試合であるように、2部に分けてアンダーやプロアマ等愛好家が出場のものはお手頃価格でというのも、家族や友人を呼びやすくて良いのではとも思いました。まあ面倒で難しいかな。でも英国のビッグコンペも、愛好家の人やジュニアの試合の日などはお値段安かったりするし。。




ブログ アーカイブ

このブログを検索

人気の投稿

注目の投稿

■リファレンス・参考情報:ダンスの試合日程、豆知識など

  ダンスの観戦に便利な情報をまとめておこうと思います。随時更新予定です。 ■試合日程  ・2025の試合日程(海外中心)→ 記事 ■豆知識  ・ダンスの団体について→ 記事

QooQ