■2025WDCプロ世界選手権in日本、の予習②スタンダード編

2025-10-17

standard

 今週末10月18・19日、幕張にて開催予定の2025年のWDCプロ・世界選手権。


私なりの予習として、注目の海外選手(+ドレスなど)と種目ごとの注目ポイントをメモしておこうと思います。今回はスタンダード。

マダム・ローダンスグランプリ2025 世界プロフェッショナルダンス選手権大会PV


そして繰り返しになってしまいますが、動画配信、、希望。。(私が知らないだけ??)



■■②スタンダード編■■

<動画等>
ロンドン・インター2025の順位順に並べました(主にセミ・ファイナル以上)。
(個人的なピックアップだし、洩れ・間違い等あったらすみません)


ドゥーサン&ヴァレリア(ロンドン・インター2025は欠場。2024は2位)
Valeria Agikyan & Dusan Dragovic | Tango – Team Match | Blackpool Dance Festival 2025

ヴァレリアのお洒落心と冒険心から、いつもゴージャスで印象的なドレスで登場。
先日のロンドン・インターはいろいろ思うところがあったのか欠場だったので、今回の世界選手権には一層気合の入ったドレスでやってくるのでは?!と期待。
重厚感のある彼らの踊りは迫力も十分(とくにタンゴ)。オーソドックなダンスとはちょっと違う、という人もいるかもしれませんが、検定試験というわけでもなし、個性もアリではとも思う。。人気もあるし。


グレン&キャロリー(ロンドン・インター3位)
Glen Richard Boyce & Caroly Janes- The Open Worlds 2025

キャロリーは、割とダークな色合いが好みみたいで、割と重厚感のあるドレスが多い印象。
外国勢から王者の座を奪還したい英国勢の希望の星、グレン&キャロリー。プロ初戦のUKでは周囲の関係者たちの気合の入り方が尋常でなく、少し引いてしまった(笑)。
まだ若い彼らはタンゴのイキリ顔もあまり怖くなく、なんだかかわいいです。あとグレンの長すぎるぐらい長い脚を鑑賞するのもよき。


イゴル&リカ(ロンドン・インター4位)
Igor Reznik & Lika Dikaya I Foxtrot I The Open Worlds Blackpool I 2025 I Professional Ballroom

リカは、上の動画のような個性的な色の取り合わせのドレスが多い印象。ヘアスタイルも凝ったものが多く、お洒落です。おそらく男性のイゴルより背も大き目みたいなので、ビッグなトップがゴージャスな二人。戦禍のウクライナで後進の指導も頑張っているそうです。


マディス&リイス(ロンドン・インター5位)
They are hitting that Quickstep ✨️💃🏻 Madis & Liis

リイスは色や形というデザインにとどまらず、機能性も追求している感じ。彼らの踊りは、スピードと回転が超高速~超ゆっくりと幅があるので、フロートやスカートもどちらに合うように計算・工夫されているようです。
ブレない美しいトップ、超絶技巧を入れてもエレガントさが失われることがなく、見ていて気持ちが良い。。あとマディスの床から浮いている?ようなステップは驚異的。親日家で日本語にも興味があるそうです(既に4か国語ぐらいできるらしいけど)。



ジャンナン&ジャオチ(ロンドン・インター7位)
Jianan Peng & Jiaci Ahong Waltz (China) Openpro Final 오픈 프로 볼룸 파이널 Korea Open

たしかフィリップ&ジョアンって言っているときもあるかな?中国選手あるあるみたいですが、名前がいろいろ込み入っていて難しいです。中国選手2番手位ですが、最近は1位を脅かす存在になりつつあるようです。元気の良いアクロバット技も持っていますが、WDC系のジャッジにはどうなのかな。。
女子のジャオチは踊っているときはクールな表情が多いです。


アレックス&エカテリーナ(ロンドン・インター8位)
Alex Gunnarson & Ekaterina Bond - Waltz - The Majestic Tournament
この動画のように花びらの先のとがったような飾りをつけたドレスなど、こったデザインのドレスを着ていることが多いと思います。大柄なカップルでゆったりとした回転を強調するのか、フロートもボリューミーで大き目なことが多い印象(フロートなしもあったけど)。
アマチュア時代は2番手となることが多かったけれど、ターンプロ後はこまめに試合に出たり頑張っていて、成績もアップしている感。


ミハル&サンドラ(ロンドン・インター9位)
Michal Le & Sandra Jablonska (Poland) Waltz, the 8th Outside Change Cup 2025, Melbourne, Australia


サンドラはすごく首も長いのですが、さらに強調するように肩をだしたりカットに気を使ったデザインが多いです。首が短めな人が多い日本人も学びたい。。あとティアラも好きみたいでたまにしています。どちらかというとサンドラの方が男性より大きいくらいで、ビッグなトップのカップルだなと思います。サンドラは今年手術もしたそうで、体調も心配されるところですが、頑張っています。


アンジェロ&クラリッサ(ロンドン・インター11位)
Angelo Gaetano & Clarissa Morelli | Waltz | Pro Ballroom, Ohio Star Ball 2023

2023のものなのですが。。彼らは2011年のユースの時から踊っているようで、アメリカでは存在感のある選手みたいです。


ニキータ&ヴァジニ(ロンドン・インター14位)
Tango in Assen | Nikita Druzhynin & Virginie Primeau

2年前の動画みたいです。フロートも布でふんわりがお好みなのかな。。髪型はシニョンを上の方にするのも多いみたいです。


他にもイリア&カチューシャ(ロンドン・インター16位。エカテリーナのことだと思う。愛称でカーチャとかいうらしい)、デヴィッド&ロージイ(ロンドン・インター25位)など



<種目別>
全くの個人的な見解なので、悪しからず。。

waltz
重厚感ならドゥーサン&ヴァレリア。軽やかさならマディス&リイス。マディスのライズしたときに時折つま先立ちぐらいになるのは見ものです。
グレン&キャロリーなど大型カップルのクルージングも楽しみ。

tango
タンゴが得意なドゥーサン組は外せない。切れ味鋭いマディス&リイスもよき。
あとは、グレンのちょっとカワイイ見えを切った顔をみるとか。

v.w.
予選からヴェニーズが必須のWDSFかつその中でも抜きんでいたマディスはさすがにこなれている。各選手が周回するので、良く見えて楽しい。

slowfox
やはり大型カップルのクルージング、グレン&キャロリー、アレックス&エカテリーナなど。
女性が大き目で、ビッグなトップを作るイゴル&リカ、ミハル&サンドラもゴージャス感があってよき。

quick
元気印なら、ジャンナン&ジャオチでパカパカッとしたジャンプ、ミハル&サンドラの勢いの良い回転、グレン&キャロリーの走りっぷりなども楽しい。
エレガントさなら、マディス&リイスのzero gravityダンスを堪能。


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