■日本インター2026(日本インターとは?)

2026-06-08

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2026インターナショナルダンス選手権大会(PR動画)

6月6・7日、東京の飛天で日本インターナショナルダンス選手権大会(通称「日本インター」)が開催されていました。

この日本インターとは?その特色は何なのか?、素人&観客目線で少し整理してみました。

①伝統と権威のある国際的な大会
「伝統」
 今年は第47回と約半世紀に及ぶ開催で伝統があるといえよう。

 現在はWDC系、日本の団体で言うとJBDF系の大きな大会(他にも団体があり、そこにもトップクラス選手がいるので、日本のトップというよりは、JBDF系のトップ選手が競うという感じらしい(特にプロ))。

「権威」
 WDCのワールドランキングのポイントも高めな大会。また、優勝者には内閣総理大臣賞の賞状が手渡されるそうだ。

「国際的」
 ”国内外のトップ選手が集う”らしいが、実際登場する海外のトップ選手は、ラテン・スタンダード各1(~2)組。。近年は日本選手との実力・成績の差も大きく、海外選手はゲストダンサー的な感じで、主に日本選手の競う場である印象。

 また、日本で(のみ?)さかんなセグエというショーダンスの大会への出場権獲得にも、この大会での成績が関係しているようだ。日本ではパーティでのデモやショーがプロの主要な収入源の1つでもあるようで、このセグエの大会に出れるか否かは重要なことのようである。

 ちなみに、上記のPR動画は昨年、19年ぶりに日本で開催された世界選手権を兼ねたものをフィーチャーしているようだ。通常の年はこのように海外トップ選手が集まることはない(でしょう)。。

 アジアツアーの一環のアジア・オープンや中国等で年数回開催される国際大会では、海外トップ選手が6・7組以上参加することも多く、より華やか。出場する選手たちも”国際体験”ができるものだが。。日本インターの「国際的」は少し前の時代のものなのかな、などと思う。


②規定フィガーなど特色のある大会
 日本インターではファイナルの1種目は「規定フィガー」で踊ることになっている。これはあらかじめ定められたベーシックなコリオグラフィーらしい。

 各選手の基礎力を比べられ、通な人には楽しみなものであろう。同じフィガーも上手さ、だけでなく音楽性や表現力によってまるで違うもののようになるのは興味深い。
 
 以前は日本も大人のアマチュア選手が多く存在し、規定フィガーが話題に取り上げられたり、自分たちもやってみたり、ということも多かったようだ。だが、アマチュア選手が減少したりして、以前ほど話題になってはいない印象。

 また、同じ曲で実施されることもあるが、昨年・今年などは選手によって曲が違ったようだ。なので曲の当たり・外れ(変な曲)もあるもよう。。まあ、日本では音楽性等はあまり重視されないからかな、などと感じた。

 また、選手宣誓も行われる。だいたいゲストの海外ダンサーが選手代表なので、やや拙い日本語で行うようだ。運動会が思い起こされるノスタルジックな演出。このほか重厚で割と長時間な表彰式も、海外で行われている大会とは異なる感じで特徴的かと思う。


③地方インターが続くなど、ダンスの普及へ貢献
「地方インター」
 東京で行われる日本インターの後は、大阪、名古屋、北海道、九州などの各地でインターが開催される。これには海外のゲストダンサー(通例ラテンかスタンダードのどっちか1組、他の海外選手も来る時がある)が出場するほか、日本のトップ選手も行脚することが多い。地方ではなかなか見れないトップ選手の饗宴は、ダンスの振興には役立っていると思われる。
 
 また、海外ジャッジがレクチャー(講義)を行ったりするのも特徴的なようだ。ただ、日本のこうした講習系は単発のことが多く、実力養成とまで至らないことが多いと思う。近年日本選手の国際的な成績が振るわないことから、さまざまな改善が必要なのではと感じる。
 
 そして、特に地方での競技ダンサーの高齢化・減少等、地方での社交ダンス・競技ダンスの衰退はなかなか深刻であるのも感じさせられることも多い。。

「ダンスの普及」
 東京で行われる日本インター自体も、以前は武道館などの大きな舞台で、かつNHKなどのTV放映があったそうである。
 
 収容人数の多い会場だと、初めての人、あまり縁のなかった人なども行きやすい。TV放映も社交ダンス・競技ダンスの国内の認知度を高めるのに大いに役立ったと思われる(広告を打ってくれるスポンサーも多かっただろう)。

 しかし、今年はホテルの飛天の間。ゴージャスで雰囲気のある会場だが、収容人数も少な目(今回はディナーのテーブル席もあったようでさらに少なめか)で、観覧料も高額だったようだ。2日間の開催なので、両方見たい人には厳しいかな。。
 コアな愛好家やご招待のVIPなど業界関係者が集うものである印象。

 TV放映も昨年の世界選手権は行われたが、通例の日本インターではないようだ。

 DSITVなど見ても、競技ダンスの中継の満足度を高めるのは難しい。全体を映すと間延びしてしまうし、各選手をフォーカスすると他の映っていない選手もできてしまい、恣意的な放送になってしまう。本当は全体+各アングルみたいなのが望ましいし、それが実現できるのがサブスクなどの配信と思われるが。。



2026の試合結果(プロ・決勝のみ抜粋)
ラテン
優勝 Pasha Zvychaynyy・Polina Teleshova
2位 Chuanchun Lo・Yanyan Deng
3位 野村 直人・山﨑 かりん
4位 Min Je Kim・Hye Bin Ham
5位 竹内 大夢・中島 由貴
6位 八谷 和樹・皆川 円
7位 鈴木 佑哉・原田 彩華
 
・野村組がこのところ上に行っていたキム組を抑え3位に。

・1位のパーシャ&ポリーナはこの後、地方インターにも登場予定。ブラックプールで見た(多分新しいコリオの)パソは、女性のポリーナが床に寝て、上げた足をパーシャがひねり取るようにする武闘系にさえ見えるアクロバティックなもの。。音楽性も豊かな彼らの踊りはレベルが一段上で見応えありそう。

スタンダード
優勝 Michael Tang・Annie Zhao
2位 福田 裕一・エリザベス グレイ
3位 五月女 光政・五月女 叡佳
4位 Jaehwan Park・Yeeun Sung
5位 金野 哲也・井之口 香織
6位 若代 愼・辰巳 友莉亜
7位 小林 恒路・赤沼 美帆

 ・2,3位は3位の五月女組はターンプロしたばかりだが、5月のブラックプールなどの結果などからも、妥当かなという気もする。

















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