バレエの世界では日本人が海外で活躍するようになってきています。
その中でも、筆頭の一人といえるのが永久メイさん。今回世界各国から今をときめくダンサーが集まるバレエの美神(ミューズ)で帰日される予定です。
細く長く美しくカーブを描く脚、柔らかさとバランスの優れた身体、優雅で表現力あふれる上半身。。バレエのおとぎ話の世界を表すために、体重を感じさせないような踊りを心掛けている、というお話を聞いたことがありますが、まさに可憐で妖精や王女の役が全く違和感なく演じられる方。。今回の公演の紹介でも、「所作一つで夢の世界へと誘い込む、ため息の出るような軽やかさ」と書かれていますが、その通りだと思います。
次の動画は、眠れる森の美女から青い鳥のグラン・パ・ド・ドゥ。
グラン・パ・ド・ドゥは4つの部分に分かれていています。
①二人のゆっくりめな踊り
②男性のヴァリアシオン(=ソロ)
③女性のヴァリアシオン(=ソロ)
④二人の少し速めな踊り
③の踊りなどは難易度の高いステップはあまりないのですが、その分音をたっぷり使ったり、軽さ美しさを見せるのに基本技術の高さが必要で、このレベルの高さと完成度に驚きました。高度な技術も当たり前のようにさらっとこなし、上品で洗練された踊り。。見ると、とてもさわやかで幸せな気持ちになれます。。
メイさんは13歳からモナコに留学。。やはり海外での経験、研鑽を積まれています。。
May Nagahisa
0 件のコメント:
コメントを投稿