■反張膝について。あとアンドレイ&ニノ祝!結婚。

2024-07-22

ballet latin

 SNSでアンドレイ&ニノの結婚式のこと載ってましたね。ニノのウェディングドレス姿、とても美しかったです。

そしてニノといえば美しい脚。膝がきゅっとへこんでいて、足首がボコっと出ていて、美しいS字を描いています。歩いても、回転しても、一味違うニュアンスがでてとても素敵です。

Ballroom backstageよりEpic Andrey & Nino


すでにチャンピオンのトロールス&イナのイナもこの系統だなと思っていたのですが、ニノを見たとき、この反張膝やバレエX脚とも呼ばれる脚がラテン・ダンスの世界にもやってきたのかも、と思いました。

というのもバレエの世界では1990年ぐらいからに伝説のバレリーナ、シルヴィ・ギエムの登場でトレンドが変わり、細く美しいカーブを描く脚が主流になってきたと思うのです。もちろんそうでない人もいますが、筋トレでつくべきところに筋肉をつけたり、ストレッチ、ターンアウトなどの技術である程度そのようにみせることもできますし。。

ただし、医学的に言われる反張膝というのは、生まれつき関節が柔らかく、曲がるべき方向と反対にも曲がってしまうので関節を痛めてしまったり、とむしろマイナスなものだそうです。
しかしダンサーはトレーニング等により強度を高めることもできるので、それを武器にできるということでしょうか。。

足首についても生まれつきの甲の高さもありますが、加えてストレッチやタンジュなどのトレーニングで可動域や強さを増すことになります。脚の指もつけ根から上にも下にも90度以上曲がる、とか。。

ただし、特に大人になってからやろうとすると、無理をして怪我につながりやすいので、だれもが目指すべきものではないとは思います。

最近は大人バレエなどといって大人(または年配)になってからバレエを習い始める方も増えているそうですし、ダンスはもともと年配層が多いのかなと思いますが、「プロのように!」といって無理をすると怪我や故障の原因になります。。
もちろんモチベーションを上げるためにいろいろヨイショすることもあるとは思いますが。。痛めてしまっては、踊り続けられないし。
夢中になりやすい(いや夢中にさせられてる?!)生徒自身だけでなく、教師の側も十分に注意してほしいなと思います。そしてより長く、より楽しく、踊り続けられるようであってほしいです。

あと、多分ニノは日本ではどっちかというとストロングな印象を持たれているかな(私もそう思う)のですが、ブラックプールの解説では「とてもフェミニン」と言われていて、世界の常識って、、て思いました。

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