■フランコ・フォーミカの背中(レクチャーなど)

2024-08-02

latin

WDSFのラテン王者マリウス&クリスティナは、先日の中国の大会でアマチュア卒業とアナウンス、そのマリウスが尊敬するダンサーとして言及していたのがフランコ・フォーミカ。

残念ながら私は彼の現役時代を知らないのですが、ファンも多く今でもコーチとしても絶大な人気があるようですね。現役引退後も、あのものすごい身体能力のアンナ・メルニコバとショーダンスをしたり。。

フランコ・フォーミカの現役時代を調べてみました。
・アマチュア時代、WDSFの前身IDSFで何度もチャンピオンになった(パートナー:Oksana Nikiforova)
・そののち2007年ターンプロし、Oxana Lebedewと活躍。2011年UKで3位、WDCの世界選手権4位で解消。オクサナはその後、今パベル&ポリーナとして活躍しているパベルと組んでいた時もあったもよう。
・2012年には別のパートナーとロンドン・インターに出ますが、あまり振るわなかったせいなのか競技の方はやめてしまったようです。


さて、2022年ポーランドでのキャンプの動画

始めに足を引き寄せた時点から動きが素晴らしい。ボディも手も足もすごい。。

# Franco Formica | Szkolenie Okręgowe | PTT Okręg Mazowiecki | Warszawa 2022


そしてフランコが背中を向けて踊ってますが。。
背中でリズムが見える!こんな人いるんですねー!


最近の別のキャンプより、音楽性について、でしょうか。。
音に飛び込む、音の奴隷になる、音楽が降りてくる、また試合の時にどう集中するか、など彼自身の感覚・経験も分かりやすく言葉にしてくれています。



これら動画から分かること。。。

①こういうすごい先生はなかなかいない。
 内容も、見せてくれる見本もすごい!こんな先生は日本はもちろん、海外にもそんなにいないのでは。。
 そして、内容もベーシックではなく、アドバンス。競技者向けの一段上を目指す内容ですよね。

②教わっているのはジュニア~若手選手が多い
 海外のキャンプは競技の年齢層からもジュニア~アマチュアと若手がメイン。
 こんなハイレベルのレクチャーを若いころから受けているのか。。
 
③キャンプ参加者のレベルも高い
 朱に交われば、、と言いますがある程度高いレベルの中で切磋琢磨することは重要でしょう。
 アマチュアのファイナリスト、ピョートル&オリヴィアらしき姿も見えました(以前記事)。
 フランコも現役競技者ではないので、競技者間のスピード感等はやはり現役から、となりそう。日本選手も海外でも好成績を上げたいなら、海外競技者のスピード感、スケール感、表現力などを実感することが必要だと思いました。


そしてフランコの現役時代の踊り

Franco Formica & Oxana Lebedew Samba


なんと2009年日本インターより。この頃は生バンドだったんですね。お客様やフロア周りの広告も多く、活気がありそう。。

身体全体の弾力、ボディの柔らかさと力強さがちょっと普通の人とは違い過ぎる。。
でも15年ぐらい前のものだからでしょうか、ちょっと動きが今のものよりは小さめにも感じますし、シャープさやコリオグラフィーも現在のものとはちょっとテイストが違うような。。やはりダンスも進化・変化しているのですね。









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