■ブレイキン---パリ・オリンピック金メダルと暗雲

2024-08-14

sports various

8月11日に閉幕した2024パリ・オリンピック。
無観客だった東京五輪のあと、多くの観客が歓声をあげる大会はやはり感慨ひとしおだったようですね。

さて、ブレイキンですが、実は競技ダンスの一大勢力である団体、WDSFの戦略(?)でブレイキンからはじめ、スタンダードやラテンもオリンピック競技にというものだったようです。
初の競技採用となったパリはその第一歩だったのですが、次のロス五輪ではなんと除外。
アメリカはブレイキン発祥の地なのに、という声もありますが、友人などはニューヨークとロスは違うからかな、なんて意見もありました。

パリ・オリンピックでは、日本選手が女子が金メダルを獲得(湯浅亜実)、男子は話題をさらいましたが、メダルには届かず。

B-Girl Ami creates history with first-ever breaking gold | Paris 2024 highlights



観戦した人たちからは
「とても面白い」「スゴイ」「見ごたえあり」
といったポジティブな意見の一方
「審査方法がわかりにくい、納得がいかない」
「スポーツ競技というよりは表現・文化系では?オリンピックになじまない」
といった感想もありました。

ブレイキン界からも、オリンピックで多くに人に知ってもらえたのはうれしいことだが、ブレイキンはオリンピックがすべてというわけではないし、カルチャーなどの面でそれにとどまらない価値がある、といった感じで五輪にこだわっているわけでもない雰囲気でした。とはいえオリンピック種目だとスポンサーもつくし、その後の参加を目指すことになりそうです。


しかし、暗雲も。。

海外のメディアなどでは、ブレイキンはオリンピックから除外せよ、といった声もあるようです。
・日本ではクロネコヤマトに似ていると割と好意的に受け止められたオーストラリアの女子選手ですが、イギリスなどでは不評だったもよう。。(【ブレイキン】〝クロネコヤマト〟選手の独創的すぎるダンスで「五輪種目から外すべき」の声殺到=英報道→東スポWEBより
・USA Todayなども、ブレイキンは若者受けを狙い目新しい競技として採用されたが、採点基準も分かりずらく、またやはり3回連続しないと定番化しないので、ロス五輪で除外されているブレイキンはオリンピック復活は難しいとしているようです(→Yaooニュースより


WDSFの戦略はどうなっていくのでしょう。。



ブログ アーカイブ

このブログを検索

人気の投稿

注目の投稿

■リファレンス・参考情報:ダンスの試合日程、豆知識など

  ダンスの観戦に便利な情報をまとめておこうと思います。随時更新予定です。 ■試合日程  ・2025の試合日程(海外中心)→ 記事 ■豆知識  ・ダンスの団体について→ 記事

QooQ