いまでは結構メジャーな曲になっているDanzon No.2(ダンソン・ヌメロ・ドス)
メキシコ人の現代音楽作曲家であるアルトゥロ・マルケスの代表曲です。
始めはしっとりと静かに始まり、各楽器の名演を聴きながら、最後は怒涛の盛り上がりなので、観客にも受けやすい曲じゃないかなー、と思います。
とはいえまずは、ピアノ版で。世界で最高なピアニストの一人であるユジャ・ワンの演奏です。
彼女はすごいミニだったり露出多めな服装が多く、まあ気にする人は気になるみたいです。
ラテンのドレスみたいでびっくりです。
でも演奏はスゴイ!ラフマニノフとか難曲を軽々と弾きこなします。
Yuja Wang: Márquez Danzón No. 2(Arr. Gómez-Tagle)
多分この曲の火付け役になったのは、前にも紹介したグスターボ・ドゥダメルとシモン・ボリバル交響楽団だと思うのですが、今回は私のお気に入りの版、ドゥダメルとベルリン・フィルが共演したものを。。
やはりベルリン・フィルのソリストたちが上手くて痺れます。オーボエのマイヤーの泣きたくなるようなメロディ、どこまでも響いていきそうなパユのフルート、等々、、ピアノとピッコロの掛け合いもキラキラして染み入るようです。
Berliner Philharmoniker|Gustavo Dudamel|Danzón no.2| Arturo Marquez
映像で見るより客席の傾斜がきつく音響がものすごく良いのです。
ベルリン・フィルはシーズンの終わりにここでコンサートをしています。
ちょっとカジュアルな雰囲気、ビール飲んだりできるし、午後→夕日→夜と自然の時間の流れを味わいながら最高峰の音楽を楽しめる素晴らしいイベントです。
そして毎回、コンサートの最後は「ベルリンの風」(パウル・リンケ作曲)という曲で締めくくられます。みんな指笛吹いたりしてます。前は花火持って振っている人がたくさんいて、大丈夫なのか?!と思ったりしましたが、最近はスマホのライトが多い感じですね。
今年の2月に亡くなられた日本の世界的指揮者、小澤征爾氏も振っておられます。
Seiji Ozawa - Berliner Luft - Paul Lincke
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