■銅メダル体操選手のジャイブとパソ!クラーク・ケントことStephen Nedoroscik(米国)

2024-09-26

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今年のパリ・オリンピックの体操。日本は男子体操は団体も個人も金を取るなど、活躍に大いに盛り上がりましたが、アメリカでも実は盛り上がりがあったのです。

アメリカは久々に団体3位だったのですが、それに貢献したのが スティーブン・ネドロシク選手。種目別でも銅メダルをとりました。

彼が話題になったのは、自分の順番まで眼鏡をかけて静かに待っていて、いざ出番となる眼鏡をシャキーンと取って大活躍、なところがクラーク・ケントがスーパーマンに変身するみたいだとバズったからだそうです。

でもそれは、彼が斜視やコロボーマといった目に障害があり、奥行き視力に問題があったり光に非常に敏感だったりするためだったのです。彼の種目のあん馬は眼鏡がなくても手や身体の感覚で大丈夫なのだそうです。(*)
そのことが分かると、目に障害のある人や特に子供にとってはヒーローとなりました。眼鏡をかけていることに引け目を感じていたけれど(アメリカらしい?!)彼に勇気をもらった、と大評判に。。

*ちなみにパラリンピックは、体操や新体操、アーティスティックスイミング、スケボーなど(そしてブレイキンも)の採点競技はないみたいです。

スティーブン選手自身は大学で電気工学を学んだり、ルービックキューブを10秒以内でそろえられるなど多分クレバーな人と思われますが、シャキーン!みたいのも嫌がらず楽しそうにメディアの前でやったりして、非常に明るく好感度が高い人物として一躍有名になりました。 "Pommel Horse Guy"(あん馬の男)"The Specialist"などと言われているそうです。

そんな彼は、Dancing with the Starsというアメリカのダンスの競技の番組にも出演。女性ダンサーとジャイブとパソドブレを披露しました。

ジャイブ
 ルービックキューブをネタに。。ダンスの経験はないみたいですが、体操選手なんで体のキレは凄いです。Don’t Stop Me Nowの歌も大好きなので楽しかったです。
Stephen Nedoroscik’s Premiere Jive – Dancing with the Stars



パソドブレ
 スーパーマンにすごく寄せてる(笑)そしてスーパーマンの曲でパソ!!驚き!!オスカーナイトで映画音楽がテーマだったみたいです。
Stephen Nedoroscik’s Oscars Night Paso Doble – Dancing with the Stars


華やかで楽しそうな番組ですよね!
アメリカではスムースとかいろいろありますけれど、いわゆる競技ダンス系の踊りも世の中に浸透しているのかしら。。
日本ではない展開かな。


オリンピックのあん馬の様子
 オリンピック公式様もクラーク・ケント扱い!



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