2025年のお正月。おめでたい感じがするので、黄金の像の踊りで始めようと思います。
まずはKバレエの公演などで来日も多いジュリアン・マッケイのビハインド・シーンより。
美形でファンサも満点のジュリアン。素敵。。
Julian MacKay Mikhailovsky Theatre : Golden Idol
こちらはバレエの「バヤデール」の確か結婚のお祝いの場で、全身を黄金に塗った男性ソリストが踊るもの。将来を嘱望される若手ダンサーが登場することが多く、光り輝くまさに神々しい踊りが見られるので人気の演目です。
黄金の像はゴールデン・アイドル(またはブロンズ・アイドル)と呼ばれます。アイドルというと日本では人気者というイメージですが、もともとはこのような偶像、神仏を形どったものという意味だそうで、英語では崇拝・尊敬という意味があるらしいです。
次は現在Kバレエを率いる熊哲こと熊川哲也氏のロイヤル・バレエでのもの。日本人ダンサーの名前を高めてくれました。人気も抜群。
La Bayadere Golden Idol
次は、男性的な容貌(そしてテクニックもすごい)なのに、女性的なたおやかさも持ち合わせる大輪のお花のようなダンサー、ニコライ・ツィスカリーゼ。今はワガノワ・バレエ学校の校長先生。このゴールデン・アイドルは時々すごく見たくなる。。
ニコライ・ツィスカリーゼ、黄金の偶像「ラ・バヤデール」より1995/ Nikolai Tsiskaridze Golden Idle from "La Bayadere" 1995
最後は、今最も優れた男性バレエ・ダンサーと言っても過言ではない、キミン・キム。鷲のように飛翔し、端正に踊る彼のアリ(「海賊」より)は絶品だと思います。ゴールデン・アイドルでは、韓国出身でアジア的な容貌が一層仏像らしく、神々しいなと思います。
Kimin Kim Golden Idol
輝かしい黄金の像にあやかって、今年が少しでも明るく、心満たされる年となりますように。。
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