「にぃー、さん、しぃ~、、にぃー、さん、しぃ~」
音楽ではなく、こうしたカウントに合わせて踊るダンスは、たぶん教えやすくて習いやすい。。
でも、やっぱりイマイチですよね。。
それと対極にあるような、音楽性のあふれるルンバの動画があったので貼っておこうと思います。
ロンドン・ボールというイベント・試合より。。なんとなく、ロンドン・インターの後夜祭ぽい雰囲気があり、選手たちもどちらかというとのびのびと踊っています。
踊っているのはピーター&ジア。ロンドン・インターではセミファイナルで9位。
音楽はリムスキー・コルサコフのシェヘエラザードをアレンジした曲でロマンチック!
Petar Daskalov - Zia James | London Ball 2025 | Rumba | Professional Latin
この組はどちらかというと男性のピーターが目立つタイプかな。
ピーターのダンスのセンス、素晴らしい。。
あまり身体をクネクネさせたり、手をヒラヒラ動かすことなく、しっかりしたボディからストロングでエネルギーを感じる踊り。でも、音楽性にあふれ、指先まで細やかな表現だし、スピンとかの身体能力もスゴイです。表情もさりげないけどいい!
観客も見惚れています。
ピーター&ジアは、おそらくWDO系色の強い選手。
なので、先日幕張で行われたWDC世界選手権にも出場はありませんでした。
同様に、ニノ&アンドラ、マッシモ&ラウラなども出場はありませんでしたね。ただニノ組、マッシモ組はアジア・オープンで来日もありますが、ピーター達はあまりないような。。
シェヘラザードを聞いていたら、バレエの方も思い出してしまった。。
2002年と20年以上のものなのでいいかな。ロシアの至宝スヴェトラーナ・ザハロワ様でパリ公演のもののようです。
バレエというと白鳥の湖みたいなイメージかもしれませんが、こちらは、20世紀初頭のバレエ・リュスと言われる芸術運動的なもので作られた作品なので一味違います。
衣装も踊りもラテンのルンバっぽい雰囲気。なのでダンスの方もなじみやすいような気がします。。
シェヘラザード / スヴェトラーナ・ザハーロワ & ファルフ・ルジマートフ / マリインスキー・バレエ
おそらく20代前半のザハロワ、ため息の出る美しさ。。美しい容姿、自在に動け、抒情性のある踊り。
才能×正しい努力×よき指導者、と様々なことが積み重なっているのだろうな、と思います。
彼女はウクライナ出身なのですが、若いころから才能を見出されて長らくロシアで活躍。ウクライナ侵攻で、バレエ団としての海外遠征もおそらくなくなり。。個人では来日などもありますが、韓国では権力者P氏に近いとしてボイコット運動が起き、中止になったこともあるらしい。。
現在、日本はロシアからの旅行者のビザも取りやすいのかな?割と受け入れているみたいですね。一方、欧州は旅行等もできるものの、手続きが厳しめになったり、歓迎されざるところもあるような話も聞きました。。まあ、ニュースでも無人機の侵入、選挙干渉、難民の兵器化などが話題になっているみたいだし。。
特にダンスの盛んな東欧などでは地政的なこともありそうだし。キャンプなどのコーチ陣も傾向が変わったりしているのかしら。詳しいわけではないので分からないですが。
アメリカも様々な政策から外国人観光客等が減少傾向というのも目にしますよね。。音楽家の訪米公演も中止になることもあるみたいです。
日本も政権が変わったし。円安も気になるし。今後の世界情勢はどうなるのかしら。
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