■フォトスポット・キャンプなど、WDC世界選手権の感想(続き)

2025-10-27

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 マダム・ローダンスグランプリ2025 世界プロフェッショナルダンス選手権大会PV




先日幕張で行われたWDC世界選手権2025は、世界の素晴らしい選手たちが登場するだけでなく、運営の方々の努力が感じられ、満足度の高いコンペだったかなと思います。

■フォトスポット
私が注目していたフォトスポットも、金地に書家の「舞踏」という字で豪華だし、写真を撮る方が映える!ということで多くの方が写真を撮っておられましたよね。

一応細かな点ですが、さらに感想。。
・横幅が少し足りない?かも。。皆さん、カップルだけでなく先生やお仲間とも撮ることがありますし。。アメリカなどは横長な感じだったかも。
・選手の方々?がサインみたいのをされていて、それほど目立つ感じではないけれど、中には何となくキレイさが失われてしまった感もあり。。
・「舞」などの字は日本人や中国人には分かるかもしれませんが、他の方々にはどうなんだろう。。

 ちなみに、ロンドン・インターの後、行われていた大相撲のロンドン公演では、ポストカード等が素敵。北斎の神奈川沖浪裏の絵の富士山のところがロイヤル・アルバート・ホールになっているというものがあったようです。この絵は海外でも非常に有名ですし、多くの人が見ても分かるものかなと思いました。こういう絵って使って大丈夫なのかな?と思ったら、パブリックドメインになっているらしく。メトロポリタン美術館のサイト等でも見れるらしい。。まあ、実際使うことになったら再度いろいろ確認した方がいいとは思いますが、北斎のこの波のモチーフっていろいろ使われているから、比較的ハードルが低いのだと思います。
まあ、日本にはアーティストやデザイナーも多いし。。洗練されたデザインにするのはそれほどハードルが高いわけではないのかも。。

■キャンプ
また、大会の前にキャンプも開かれていたそうです。エムズダンスの先生のブログ等でお見かけしましたが、クリストファー・ホーキンスなどが講師、、というとで海外の試合みたい!!海外標準が良い、というよりは、日本の選手がお金のかかる海外留学をしなくても、同じような効果を得られるような場を用意するのは、団体等が選手たちにしてあげられる重要なことだと思います。

選手たちは
・世界のトップコーチと知り合え、教えてもらえる。
・海外の優れたダンサーと練習できる(今回はマディス&リイスなどが登場していたらしい)

また、日本の先生たちも
・海外の指導法を学んだり、ディスカッション等できる(選手を指導している先生方も新しい知見やトレーニング方法、今のレベルなどを知りたいと思っておられるのでは。。見学などのシステムもあってもよさそう)
・どんな海外コーチに学ぶのが良いか、リサーチできる(コーチの中にはトップ選手に割と特化されている方もおられるかも。。日本のダンサーの個々のレベルに合ったコーチを選んだり、ジュニアや若手向きのコーチを集中的に招聘することなども考えられる)

今後もこうした取り組みが続くといいです。。より多くの、よりバラエティに富んだコーチ陣(若手用により若いコーチ、現役のプロ・アマや、イナのような引退したての選手も良いかも)、海外選手も参加してもらえるように前広に声掛けする、など、今後の大会等で徐々に発展していけるといいなと思いました。



そのクリストファー・ホーキンスは数年努めてきた、BDC(British Dance Council)のpresidentの座を降りる旨の報告がSNSにありました。ある程度の期間努めたので潮時ということなのかもしれませんね。しかし、この数年間WDCとWDOも離れたり、またちょっと近づきそうになったり、WDSFとの関係もまた少し変わってきたのかしら。。コロナやロシアの戦争等、社会情勢も様々に変わり本当に大変だったと思います。
今後は、やはりレジェンド・ジャッジ&コーチとしてますますご活躍されるのではないでしょうか。。日本語もお上手なので、また是非日本に来ていただきご指導ご鞭撻願いたいものです!

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