■ミラノC五輪、フィギュアのメダル量産の理由は何だろう

2026-02-19

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ミラノ・コルティナ・冬季オリンピック2026では、日本のフィギュア選手のメダル量産がすごい!

団体から好スタート!
【フィギュアスケート団体】日本が2大会連続の銀メダル獲得!アメリカとの競り合いもわずか一点及ばず|ミラノ・コルティナ2026オリンピック™

ペアはなんと金。女子シングルも期待!
Miura Riku and Kihara Ryuichi make history clinching Japan's first-ever medal in pair skating!



オリンピック代表にならなかった選手も四大陸選手権で優勝する(青木祐奈選手)など、層が厚いのだそう。

しかし良い選手が増えているのは、個人の努力に加え、スケート界などの協力、戦略もあってのことかなと思います。今回は私が見聞きした要因のうち5個をメモしておこうと思います。

最近、世界での活躍がなかなか難しい日本の競技ダンス界も参考になることがあるかも。。


①長期の強化
 1992年から、自国開催の長野オリンピックを目指し始まった全国有望新人発掘合宿(通称、野辺山合宿)も大きな要因と言われています。荒川静香、浅田真央、高橋大輔、羽生結弦などトップクラスの選手を多く輩出。
 小学3年生から中1の有望なスケーターが、体力測定やスケートのテストを受けて将来性が測られ、シード選手に選ばれたりしていくものらしい。
 それまで、個人の努力に頼るところ大だったようですが、こうして組織的に強化策を図ることで、層の厚みを増していきました。今回ペアが金メダルでしたが、やはりシングルの選手がある程度いないとペアの成功も難しいかなと思いました。

 イタリアテニス界の躍進もそうだけれど(→イタリア・テニス界に学ぶ躍進の方法)だいたい10年ぐらいで成果が出だすようなので、こうした長期育成の戦略は重要そうです。


②海外コーチも、様々な戦略
 日本人のコーチがついている人もいるし、ブライアン・オーサーに師事していた羽生選手のように海外で、という人もいて様々。
 今回男子2位だった鍵山選手のコーチはイタリアの名選手。イタリアの解説では「鍵山選手のコーチはカロリーナ・コストナーです」と紹介があり、イタリア人も喜ぶみたいな話も聞きました。
 世界的な大会に様々な選手を派遣して、経験を積ませる、ジャッジを送り込む、国際的なスケート界での発言力をアップする、などやはり個人では難しいものもあるでしょう。。


③チーム・ジャパン
 個人競技も、チーム・ジャパンとして皆で支えあう、応援しあうというのは重要みたい。今回フィギュアもベテラン選手がリードしたり、と良い雰囲気だったという話、ありますよね。
 同じくメダル量産のスノボも、コーチ同志で相談したりとチームジャパン感があるらしい。。夏の水泳も、チーム感が強い年の方が成績も上がると聞くことも。


④ファンが多い
 最近は海外の人も日本選手のファンが増えてきているが。。
 日本のスケートファンは人数も多く熱心。大きなスケートの大会はチケットを取るのが難しい時もあるくらい。他国の選手の旗ももって応援するなど、おもてなしやマナーも良く海外の選手にも好評。国際的にも無視しえない国になっている一因にもなっていそう。
 もちろん、熱心なあまり、スケート連盟に批判的になったり、みたいなこともあるみたいだけれど、選手が声を上げづらいことを代弁している面もあるのかな、とも思う。
(あと日本ではペアのメダルが初めてで、外野の二人の関係性は?恋愛は?みたいなちょっと下世話な話題も撃退しようしてくれたりも)

 競技ダンスも大会運営は先輩や先生が多く、言いずらいこともあるかもな、などと思ったり。。


⑤時代・運
 やはり時代や運も必要だなって思います。これまで長年強国だったロシアは、ウクライナ侵攻やドーピングで出場も難しくなり、中国も北京オリンピックのあとというのにあまり強くない。。
 今回男子シングルは、「4回転の神」マリニン選手だけでなく、他の有力選手も軒並み精彩を欠き、ちょっと悲しい感じにもなってしまったけれど。。そんな中で気丈に頑張れた選手がメダルを獲得だったかな、と思いました。
 あきらめずに頑張り続けること、はやはり大事なんですね。



ただ、冬のオリンピックの華、フィギュア・スケートも、全体で見ると前ほどではないかな、と思うことも。。

日本選手の活躍は、本当に嬉しかったけれど、驚くようなすごい技が続出、が一番期待された男子シングルもイマイチだったし。。ルールの変更等の影響もあるのか、個性的で華のある選手がちょっと減っているかな。。

目の覚めるようなものと言えば、今回は男子ハーフパイプ!!
日本選手の層も厚く金・銅メダルを取ったこともありますが、上位10人くらいは眠気を吹っ飛ばすほどのパフォーマンス。
加えてアナウンサーが凄くて、選手紹介、技の紹介、難易度解説など盛りだくさんの情報を非常にテンポよく聞きやすく解説。解説者の人とも盛り上がり、とてもいい放送だったなと思いました。

いろいろ書いてしまいましたが、要は頑張るべきは選手だけじゃないんだな、という印象です。。


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