先日の東京オープンやBDF(ブラックプール・ダンス・フェスティバル)を見ていても、日本の若手選手はやや少な目。。どうやったら選手や習う人を増やしていけるでしょうか。。
そこで、このところ見聞きして、いいなと思った取り組み---他のジャンルですがーーーを、メモしておこうと思います。
今回は3つです。
①少子化をチャンスに地域連携、などのプロジェクトに参加する
現在学校の部活動も少子化等でピンチに。。しかしこれを機会に、地域連携し学校だけにとどまらない活動をしていこうという取り組みがあります。部活の外注化や複数校連携など、様々な形態がありますが、こうしたところに積極的に参加していくのも、アリかと思いました。まあダンスの場合、内容は旧来のものから、もっと今どきの子に受けそうなソロ競技に始めはしてみるとか、工夫は必要そうですが。。あと、男子が不足気味なので、男子にアピールするものであることが重要と思います!
スポーツ界にとってチャンス!?スポーツ庁長官・室伏広治が松岡修造と語る「少子化とスポーツ」【報道ステーション】(2025年5月3日)
②才能発掘プロジェクトに参加する、または実施する
福岡県ではタレント発掘事業を行っています。これまで何かの運動やスポーツをやっていたけれど、別の適性があるのではないか。。こうしたことをスポーツテストなどで分析し、より向いている競技を勧めたり、その指導者と結び付けたりするものです。最近ではその取り組みからオリンピックのメダリストも登場し、関心が高まっています。
このような年代へのアプローチ、以前記事にした(年代別、ご新規さん獲得作戦)なかでのねらいめな「②小学校高学年~高校生」にもあたると思います。
「フェンシングは絶対向いていない」と語っていた福島史帆実選手 高嶋理紗選手と団体で銅メダル 「タレント発掘事業」で見出された2人
オリンピックのメダリストなんて、、スゴイですよね。ダンスで言えばブラックプールで1~3位以上に入るイメージでしょうか。。
FUKUOKA Sports Talent ID Project 福岡県タレント発掘事業【字幕/with subtitles】
「選手が育つのは自然発生ではなく...育成プログラムがあるから」「changeしていい時代」「インターハイ出場80%」など、刺激的な言葉が!フェンシングの選手の中には、適性を見出されて、高校3年間の経験だけで全国優勝まで行った人もいるらしく、、適性って大事だなと思いました。
このようなプロジェクトは、他に秋田県、神奈川県、富山県などでも行われているそうです。
まあダンスの場合、たとえ才能のある選手を発掘したとしても、育成体制があるのか?といわれるとビミョーなところかな、と思いますが、どのような育成体制を作るべきか、といった検討をするにも良いきっかけにもなると思います。
また①でも話題に上がりましたが、マルチスポーツにのるのもアリかと思います。何らかのスポーツで競技をさせるとき、小さい時からそればっかりをさせる、というのは日本にもあると思いますが、最近は小さい時は複数のスポーツをやった方が能力開発やメンタル面でもいい、という考え方があります。いままで知らなかったスポーツに触れるチャンスということで、こういったものに参加するのも良いのではないでしょうか。
スポーツの未来を拓く「日本型マルチスポーツとは?」
③地方都市との連携
これもフェンシングの例(やり手ですよね。。)ですが、地方都市と連携する、というのもあります。静岡県の沼津市はフェンシングの街づくりをうたい、立派な施設を作り選手の育成強化に励んでいます。カーリングなどもそうですが、マイナー目なスポーツの場合、全国一律で盛り上げていくより、まずはどこかの地域で率先してやっていくというのは、良いやり方なのかも、と思いました。成功すれば真似するところも出てくるでしょうし。。
沼津市が新たな歩み フェンシングのまちに五輪のレガシー(静岡県)
これは3年前の動画です。最近はオリンピック代表メンバーの合宿先にもなり、注目と期待が一層高まっているらしいです。
自分もいつかあの舞台に…五輪効果で”フェンシングの街”沼津に活気 静岡
宮城県仙台などでもフェンシング場をつくるなど、取り組みが広がっているようです。。
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