カッコいいマダムといえば、パリ・オペラ座の元エトワール、イザベル・シアラボワ様!
次のレッスン動画がめっちゃ大好きでよく見ています。
"Sur les Pointes avec une Etoile" Isabelle Ciaravola, Master Class Andrey Klemm
キリっとしていて、でも笑うとカワイイ。。パリのマダムって感じ。。はぁ~。。♡
そして、スーパーなアンデオール!!アンデオールとかターンアウトっていうのは、簡単に言っちゃうとつま先を外に(もっと上からやっているのですけど)向けるというバレエの基本なのですが。。0:26あたり、横にあげた脚の靴の底が完璧前から見える、という。。すごすぎる。。
普通の人(特に大人からの方)は安易に真似してはいけないですよね。このようなのは特別の身体の方が子供の頃から特別に注意深くトレーニングしてきた結果なのですから。。。
以前アンドレイ&ニノの記事で反張膝について書いた時(→こちら)も思ったのですが、関節というのは痛めやすいところなので、本当に注意が必要だと思います。
ただ、脚を横にあげるときなど、アンデオールしていないと、人間の体の構造上90度以下ぐらいしか上がらないのだそうです。
それに犬のお●っこみたいなちょっと無様な感じに。上体もゆがむし。
(ダンスでも時々見かけるのですが、思わず目をそらしてしまう。。)
また、シアラボワ様、脚も細くてキレイ。。彼女もやや反張膝で脚のカーブの美しいこと。。
そして、レッスンなのに顔の付け方や腕の使い方が美しくて、惚れ惚れとします。子供の頃、お姉さんたちのいる上のクラスに行った時の衝撃を思い出す。。レッスンの時から、体を動かす訓練だけでなく、こういう練習をして表現力を高めていくんだな。。レッスンがドラマチックになる!
音楽も素敵ですよね!スローフォックストロットでも行けそうなような。。優しく美しく、そして最後元気にやるような曲。
動画でも最後に出てくるちょっとクマちゃんぽい感じもする髭のおじさん、シルバン・デュランさん(Sylvain Durand) のオリジナルだと思います。このDVDも買ったし、CDも買いました!他の曲も良いのです。。
バレエのレッスンでは、このように生ピアノで練習することもあり、やっぱりノリノリで踊れてとってもいいです。センターの練習で、まだ下手なグループになるとちょっとゆっくり演奏してくれたり、親切な時も。
ピアノって完全楽器と言われるだけあって、オーケストラの曲もたいてい弾けてしまいます。白鳥の湖とかくるみ割り人形等々。。生伴奏で練習できるのはやはり音楽性を高めてくれるなって思います。
ダンスも海外だと競技会の他、キャンプなどでも生バンドが入っている時があり。。やっぱり盛り上がるんだろうな。
あと、シアラボワ様の動画で好きなのは次の動画!
画像は少し荒いのですが。。
眠れる森の美女の猫!
ちょっとつんつんしたところが、猫らしいなって思います。
子猫じゃないんだから、かわいいだけじゃないのよ、って感じが素敵。
オス猫をはたくところなんてビシって音が響いてるときも(笑)
衣装も素敵。白とグレーで、フリルがあっても甘すぎず。三角帽子のトリコーンも上品。
さすがパリオペ!!
踊りも美しい。。音楽も猫っぽくって、、いいですよね~。
la belle au bois dormant,noureev,les chats, isabelle ciaravola et mallory gaudion
バレエ「眠れる森の美女」は、フランスのシャルル・ペローの童話に基づくもので、悪い妖精の呪いで100年の眠りについた王女が王子様のキスで目覚め、結婚式をあげる、といったストーリー。結婚式にはこの長靴をはいた猫のように同じくペローのおとぎ話の主人公たちや妖精たちがお祝いに集まる、というかわいらしく華やかなバレエなのです。。
ヌレエフ版と思われますが、この踊りは割と伝統的なのが残っていて、いいな~って感じ。。
(ヌレエフ版ってやたら手をつないで踊ったり、映えが少な目なのに難し気なステップが多かったりして、たまに??って思うときがある。。)
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