The Openの熱い戦いに疲れた心に響く美しい音楽。。
アダージェット
Klaus Mäkelä conducts Mahler's Symphony No. 5 in C-sharp Minor
指揮者のクラウス・マケラはフィンランド出身。30歳を前にオスロ・フィル、パリ管を経て、オランダの名門コンセルトヘボウの首席指揮者に内定しているそうです。ウィーン・フィルやベルリン・フィルとも共演済だとか。
容姿端麗な上に高い技術。。みずみずしくてエネルギッシュな演奏が素敵です。
指揮者といえば昔はリハーサルとか怖くてあまり見せられないとか、イマイチだと指揮棒が飛んできそう、なイメージもあったそうですが(誇張?)。トスカニーニやセルは厳しいという話を聞いたことがあります。
彼もそうですが、最近の指揮者はにこやかで優しく、オーケストラのメンバーを鼓舞するような印象。前にも紹介したグスターボ・ドゥダメル(→【踊る音楽家シリーズ】シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ -- 教育は人生を変える、が。。)やベルリンフィルのペトレンコなどもそうなのかなー、と思います。
スポーツも最近はそういうタイプのリーダーが多くなってきているようで時代かな。
みんなにこにこ、ノリノリで演奏、キャンディード序曲
Klaus Mäkelä conducts Bernstein's Candide at the 2023 Verbier Festival's 30th anniversary Gala
このキャンディードのオペラは、以前に素晴らしいクリスティン・チェノウェスの紹介でも取り上げました(→こちらからも)
でも昔の指揮者も素晴らしい方がたくさんおられますよね。顔は笑っているけれど目は鋭い、独特の緊張感が場を支配していそうなカルロス・クライバーなど。。
クライバーは日本公演で注意書きの紙が座席に配布されていたという話もスゴイですよね。
(「...クライバーはオペラの最中に観客の拍手で流れが中断されることを嫌うため、各座席には「全幕が終了するまで絶対に拍手をしないで下さい」と注意書きが配られていた....」完全主義者ゆえに直前キャンセルもあったらしく、、公演が実施されただけでも喜び、みたいなレベルだったらしいです。今でも熱狂的なファンがいます。)
しかし彼の指揮ぶりは優雅で素敵。。
(指揮者の中には華麗な指揮ぶりでダンスを思わせるものがある方、おられますよね。。)
みなぎる緊張感!でもそれもいい。ベト7。たまらなくエレガントな指揮。
Carlos Kleiber Beethoven Symphonies 7 (Complete) / Concergebouw Orchestra
話は戻りまして、このクラウス・マケラですがチェロ奏者としても才能があるそうで。天は二物も三物も与えるんだな、と思ってしまいます。
Klaus Mäkelä conducts (and performs!) Brahms's Double Concerto with Daniel Lozakovich
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