■ポーランドのWIDC2024のプロアマで気づいたこと、感じたこと、5つ

2024-09-12

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WDOのプロ・ラテン世界選手権が行われたポーランド・ワルシャワのWIDC(Warsaw International Dance Championships)はプロ・アマも盛んにおこなわれていて、SNSなどに動画がたくさん上がっていました。

それらを見て気づいたこと、感じたことを5つ書いておこうと思います。


①アマチュアのトップクラス選手等が出場で華やか → 若手支援としても⁈
 トップクラス、といっても本当にすごくって、WDO世界アマチュア・ファイナリストが出てました。
 以前、注目の選手として取り上げたピョートル&オリヴィア(記事)のピョートルや、セルヒー&ユリア(記事)のセルヒーなど。。
 セルヒーなんてノリノリでこんな動画も上げてました(↓)が、こういう選手が出てるなら、見ごたえ充分かも。他にもイケメンかつ上手い選手が多い。。

このときパートナーは後半に横切る緑のキラキラのドレスで登場する女性なのですが、彼女もとても上手く、ジャイブのキックなどはセルヒーとシンクロしていてかっこよかったです。
(追加)サンバの動画も出てました↓


 そして、これは若手の支援策としても良さそうだな、と思いました。
日本のプロアマ選手権でもアマチュア選手の試合を併設していて、(プロアマからの収益から?)賞金をあげて支援しているのがあり、スゴイ!と思ったのですが、、これだと優勝や上位の選手しかもらえない、かな。。でもアマチュア選手もプロアマ(正確にはTeacher & Student?)系のに出れれば、優勝しなくても出た子たちはパートナー料等で金銭的に少し潤うことができる。。見る方も楽しいし。。
主催のマリトウスキー氏らの若手を応援する姿勢が素晴らしいなと思いました。でも、とにかくプロが多い日本じゃ難しいかな。。
 

②事前練習も豪華
 大会の前に、セルヒーら若手選手も集まり、キャンプっぽい事前練習が行われていたみたい。。ここにもちょっと簡略版ながらも生バンドがいて練習していたもよう。さらに、マリトウスキー氏らレジェンドに指導を受けていたようで、、いつもの先生+α(そしてそれがスゴイ)で満足度高そう、と思いました。


③ノリの良い生演奏
 試合もプロ・ラテン選手権の試合(記事)のようにキューバン・バンドが入っていて、素晴らしい音楽!かつ、ちょっと年配めなクラスには少しだけテンポを緩めてあげたりしていて、優しい感じ。あと、試合の後などにも演奏していて、みんな自由に踊れてました。。今回世界選手権で2位になったマッシモ&ラウラのラウラもシャンパン片手に家族か友達?と踊っていたりして楽しそう。。
 日本も演奏できる人は多いのでーー私が吹奏楽やジャズ系を取り上げているのもそれでなのですがーーダンス系のバンドが大小増えるといいなと思います。演奏家も演奏する場所を求めてる面もあるし。。


④フォトスポットがいい
 この試合に限らず、最近の海外の試合ではフォトスポットが用意されているものが増えている気がしました。記者会見のバックにあるみたいな大きなパネルに「○○ Ball」みたいなのが大きく書いてあるなどで、とても映えます。

 日本だと、会場内の良さそうなところを上手く探して写真を撮っておられるようですが、、それプラスこうしたのがあるといいんじゃないかと思いました。パネル自体は5・6万円位から作れる業者も多いみたいだし、持ち運びもしやすいようなので使いまわしもできるかも。。(黒いバックに白地のDansinn by MALITOWSKIもシックでしたが、これは使いまわせそうと思った)。
体育館系でもいい写真が撮れるようになるし、何かを隠すのにも使える(笑)。。

 それだけでなく、あとで写真を見返したときも思い出しやすい。。(良く旅行で写真をいっぱいとっても「どこだっけ?」って後で思うので、地名等が入った碑や看板とか入れて取ると良いですよね?)

 また私見ですが、せっかくドレスアップしておめかししているのですから、下からの照明(しわ飛ばし・顔色アップ)や警備員兼写真係の人がいて、順番管理(行列)と撮影をやってあげてもいいんじゃないかなと思います。。私ごとですが、先日博物館にいったら、ゲームとコラボの等身大パネルがあり、警備の方が「お写真撮りましょうか?」とお声がけくださり心遣いが嬉しかったです。まあ私自身はゲームとか興味なかったのですが、後で見ると「あの時の!」と分かりやすく、友達にも見せて話しやすいなと思いました。

 それから、アメリカのエメラルド・ボール(記事)ではこうしたパネルがいくつもあり、中にはシャンパン・メーカーがスポンサーなのか、背景パネル+1メートルくらいの大きなシャンパンボトルのパネルがあり、みんながぶ飲みの真似や大勢で抱き着いたりなどして楽しい写真を撮っていました。
あとサモトラケのニケみたいな羽や蝶々の羽が描かれていて、真ん中にたって映える写真が撮れるのもみたことが。。
 
 プロアマや試合も、場外でも楽しめる要素があれば、もっと楽しく満足度の高い大会になるんじゃないかな、と思います。

(ついでに言うなら、日本インターで見かけたステッピーももう少しかわいくなればいいのに、、なんてね。やはりゆるキャラはお目目も体も丸めじゃないと。。同じ鳥(燕)ならヤクルトの「つばくろう」みたいに可愛いいといいな~、と思います(お腹がでて、ペンギン扱いされたりもしてるけど))



⑤様々なプロアマがあっていい
 ここまで、割と豪華系のプロアマの様子だったと思うのですが、プロアマはまだまだ可能性があると思います。たとえば、初めての人向きにもっと発表会タイプのおとなしめのものを作るとか、選手の決勝みたいにソロ+集団でもっと踊れるみたいのなどがあってもいいかなと思います。前にも少し書いてました(記事)。いくつかのお教室が合同発表会(こなれたらOpen形式も?!)みたいな感じでやるのもいいし、プロなどの試合と併設してもいいし、もっと地方でも盛んになるといいな、と思います。

 先日TVでみた「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」のホテルの話(→「黒船襲来!?ホテル戦国時代がやってくる?」)によると、最近のホテルはスモール・ラグジュアリがトレンドで、宴会場などもあまり作らないらしいです。ホテルパーティができるところも一定数だろうし(そしてやや古め?!)、公民館系や貸し展示場みたいなのもグレードアップしてきているので、もう少しカジュアルでお手頃かつ気軽に楽しめる選択肢としてもラインナップを増やしてもいいのでは?と思いました。










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