■分裂を解消?!ブラックプール・ダンス・フェスティバルのアナウンス

2025-04-10

latin standard




今週末はWDSFの初ブラックプール開催で話題になっていますが、今回のものは大元の、昔からあるビッグコンペ、Blackpool Dance Festival(以下BDF)のものです。

インスタにこんな投稿がありました。



<google翻訳>
ブラックプール・ダンス・フェスティバル100周年を迎えて

大切なダンサー、コーチ、審査員、そしてサポーターの皆様へ

100年近くにわたり、全英オープン・ダンス選手権は、世界中のダンスコミュニティにとって大切な礎であり、象徴的なエンプレス・ボールルームで開催される卓越性、情熱、そして伝統の祭典であり続けています。

2026年の100周年を迎えるにあたり、私たちはこれまで以上に、このイベントの伝統を重んじ、ダンス界が一体となって集う場であり続けるよう尽力して​​まいります。

近年、世界だけでなく、私たちのダンス界においても、変化と課題が生じ、ダンスへの喜びが薄れ、分断されていることを私たちは理解しています。

距離を置かれた皆さまの不在は、私たちの心に響き、声は届いていました。

私たちを支えてくださった皆様の、全英オープンへの揺るぎない信念が、この伝統を永続させてきたのです。心から感謝申し上げます。

今こそ、共に前進する時です。

全英オープンは、外部の国際組織から独立した英国ダンス評議会(BDC)の独立した統治下に置かれます。

私たちは、このフェスティバルを伝説的なものにした伝統を再確認し、チャンピオンたちを称え、世界中のダンスファミリーを歓迎し、ダンサーが生き生きと活躍するエネルギー、興奮、そしてサポートでエンプレス・ボールルームを満たします。

私たちの指針:

独立性と公平性 - BDCのみが運営し、誠実さと中立性を確保します。

伝統の強化 - この選手権を特徴づける歴史的な形式、価値観、そして卓越性を尊重します。

業界の偉人たちへの敬意 - 私たちの芸術形態を形作った人々を称え、称えます。

尊敬される審査団 - 全英オープンのチャンピオンとグランドファイナリストで構成される審査団の伝統を継承し、最高レベルの専門知識と誠実さを維持します。

すべての人を歓迎 - 政治や分裂はなく、世界中のダンスコミュニティが一つになります。

ここにはどちら側にも偏りはなく、ダンスへの共通の愛があるだけです。

これまでずっと私たちと共に歩んできた方も、復帰を考えている方も、皆様の存在こそが全英オープンを真に特別なものにしているのです。

2025年5月、このエキサイティングな新たな章の幕開けに、ぜひご参加ください。団結し、刺激を受け、2026年にはダンスの歴史100周年を祝う準備万端です。

敬意を込めて

ナタリー・ヘイズ

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来年2026年はBDFが100周年だそうです。そのため分裂したダンス界をなんとかしたいということなのかなと思います。

今世界のダンスの団体はWDC、WDO、WDSF、DSH?と4つに分かれているようです。
(団体の分裂等については以前の記事を)

分裂を憂いている人は多いので、良い傾向なのかなと思いました。

しかし、、

上記にはジャッジには、チャンピオンやグランドファイナリストをとありますが。。
以前WDOのジャッジを締め出すっぽい動きを見せていたのはWDCでは?という気も。
BDFはWDC系のイベントと思われますので、だいぶ大きな方針転換なのでしょうか。

確かに団体が分かれてしまっていてジャッジも人材不足?なのか、このところ過去にそのビッグコンペでファイナリストやセミ・ファイナリストになっていない人、さらには出場してない人もジャッジになるということも見かけられていますよね(こちらも以前の記事 UKオープン2025 タイム・スケジュール、ジャッジなど)くわえて、スタンダードのジャッジがラテンも見ていることもあったときいたこともあり、、素人的にはそれってアリなの?という疑問もありました。

政治的分裂なく世界中の・・・というのは、今戦争などで問題になっているウクライナとロシアのこともあり、どうなんだろうなと思います。オリンピックやその系譜にあるWDSFは、現在ロシアを原則排除、これはドーピングの問題なども関連していると思いますけれど。

また今はそれぞれのチャンピオンがいますが、どこのチャンピオンが1位をとるのかということもあるかなと思いました。例えばWDCやBDCならば、次期チャンピオンに推したい雰囲気を感じるグレン&キャロリをみたいな?!
ダンスのジャッジって実力だけでないって感じもあるし。。

また、日程的にもWDOはBDFにぶつけて試合をやっているのもあって、またちょっと距離を置いているのかという気もしたり(→こちらの記事


というわけで、さすがに簡単に、とはいかないかもしれませんが、「ダンス」といえばボールルームという時代は去り、様々なダンスが流行り、力をつけている今、こうした動きは貴重なのではないかと思いました。これからどのような動きがあるのか注目して参りたいです。




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