■日本選手を応援したい②~技術編

2026-06-03

latin standard various

6月初めの台風。。大雨で大変です。

さて、100周年のブラックプール・ダンス・フェスティバルを見ていて思ったのは、やはり日本もコンスタントに準決勝に入れる国になってほしいな~ということ。
あわよくば決勝!

やはりコンスタントにとなると個々の選手のガンバリでは無理があり、日本チームとして、もっと積極的に行動すべきだと思う。。

また、これまでの前例踏襲のやり方、「俺たちの時は~だったよ」みたいなアドバイスだけではちょっと足りないのではないでしょうか。時代も変わっているし、ダンスのレベルも変わっている。リサーチしてプランを立てて、とより戦略的にやれば、成果は出そうと思う。

以下、部外者の素人の意見なんで、絶対とんちんかんな面があるとは思いますけれど、ちょっと考えてみました。
まあ特にラテンを意識かな。


①ベーシックの練習を見直す
 たまたま私が見た動画がそうだったのかもしれないのですが。。
日本の子たちがルンバ等ラテンのウォークなどベーシックの練習をやってると手がひらひら~ん、ぶらぶら~ンな印象のことが多い(試合でもそうかな?)。
脚やボディの使い方に注力しているのかもしれないけれど。。

 ルスランとかの教え方はちょっと違う気がした(→以前記事

 日本選手はやや小柄で胸も薄目なので、より大きく見せるには上半身を引き上げ、腕なども連動して練習するのは意味があると思う。アームスタイリングなども、ポーズの時だけピッとやってあとは適当にくちゃくちゃっとやっていると負けてしまう。。

例えば、最近見たこの動画。。
 STEP3 回転が整うと移動も整う

キリルが先生?!かな、おおぉ~って思いました。
引きあがった上体、
落として寄せた肩甲骨、
ほとんど下がらない肘(二の腕キープ)、
腕も自然に動かしているが力が抜けてるわけじゃない、
腕の下の空気のボールがあるみたい。。

これができるから、彼の踊りは遠くから見てもくっきりしているんだな、と思う。
また、重心が上の方にあるから、前に出した一歩にもスパンと乗れて、踊りも大きくシャープに。。
(参考→以前記事バックビート関連

まあこのレッスンは、ターンの脚の動きをやっているので、生徒側の人にそこまで求めるのは酷だが。

 スタンダードも、重心高めが立ち姿を美しく、動きも力強くなるのでは、などと思う。


②キャンプの計画・実施
 日本は遠いこともあってダンスの技術はやや遅れがち。。良い成績を上げておられた先生方の活躍も割と前のこととなってしまい、当時と違う面もあるのではないでしょうか。もちろんコアな部分は変わらないと思うのですが、勝つためには進化していく技術を取り入れる必要はありそう。

 ということで、年に2回(将来的には4回)位の海外のようなキャンプを行うことを検討すべきだと思う。円安だし。

 そして、ありがちな単発なレッスンではなく、継続を意識した内容、カリキュラムにするのが効果的と思われる。

 ここでの中心はこれからの主役になりそうな若い子達や海外遠征が大変な人達かな。
 なので、レジェンドの大御所先生というよりは、より見本を分かりやすく見せてくれる若めの海外選手なども良いと思う(少し安く済む)。
引退してまだあまり時間のたっていないトロールス&イナのイナみたいな人や、アマチュア区分の選手で教えるのが得意そうな子達など。東欧の人なども日本に招待と言ったら喜んできてくれそうだし、、香港等にいる若手、でもいい。ジュニア~大人までの指導に実績のある先生も良さそう。何人か呼んで、良さそうな人に継続してもらう。
 
 講義形式+個別レッスン。東京2回、地方1~2回?とか。プロアマも併設して、招待した選手や先生に活躍していただくのもイイかも。 時間が許せば、愛好家向けのレクチャーをやってもいい。
 すごく綺麗な選手も多いので、気分が上がる。ニュース等でも取り上げてもらいやすいのでは?(世間の評判もあるから国際情勢も勘案して呼んだ方がいいかな)
 ゆくゆくは日本選手が教えるのもアリかもしれないけれど、やはりアマ・ラテンでもビッグコンペでセミ以上に入るぐらいの子が望ましいかな。

 そして最低2回位は来てもらって、前回の宿題ができているか見てもらう、など。もちろん選手の先生も一緒にレッスンを見て、課題を把握。子供のピアノやバイオリンのレッスンに親がついてきて、家で課題を練習するようにコーチも課題を共有。コーチ自身の知識を深めるにも役に立つと思う。

 課題も、チャチャ等の個別種目や音楽性、トレーニング方法等様々あるのでは?相手任せでなく、5年10年で日本選手がのしていくには何が必要か、テーマも真剣に検討。

 一応10年、速ければ5年ぐらいで成果が出るといいな。

③日本でも国際コンペを
 国際体験は必要。特に若い子は学校とかもあるし、海外に行かないで、日本でキャンプやコンペの体験が積めるのは大事。学校の予定や国際コンペの日程などをにらんで、良い時期に、って思う。
 まあ、自信をつけるためのクローズドなども良いが。。音楽コンペのように、複数ジャッジの講評がいただけるものなども検討していいと思う。プロアマでも需要ありそう。
 キャンプと連動すべきかなど、日程調整は重要。日程を決めれる者が勝つ。


④日本人にあったコリオ、衣装
 最近の若い子は脚長~い子も多いけれど、やはりやや胴は長めかな。しかしこれは武器にもなる。フィギュアスケート金メダルの荒川静香さんのイナバウアーも日本人だからこその美しいアーチだったのだと思う。欧米の子などは胴が短くてカクッとまがったりしてしまうのだし。
 まあそういうのとか、体形とか強みを生かすコリオを考えるのは大事。これはむしろ日本の人の方ができるのかも。

 あと衣装も、トレンドも入れつつ、よりスタイルアップしたり、目立つ色を使うなどももっと頑張ってもいいと思う。あこがれの選手の真似をするのも良いが、自分を引き立たせるものであるかは冷静に考える必要。


⑤タレントの発掘
 まだ日本では子供時代から、という人は少数。ただ、習い事大国なので、バレエや体操、空手?等の経験者などは多い。こうした中からダンスに合った子を中途採用するような仕組みは効果的では、って思う。
(参考→以前記事フェンシング等マルチスポーツ等

 ただ、さらに育成の仕組みをしっかり作らないと、スタンダード、ラテンの選手として国際的に活躍するのは難しい。バレエなどの経験者は体も良く動き、日本国内では「うまーい」って言われることも多いかもしれないけれど、バレエっぽい動きが抜けてない人も多い。国際的に活躍するには厳しいのでは。音の取り方も違うときもあるし。また、本当に経験者?って思うような、甲が出ない人やカマ足っぽい人などなどいろいろなんだな~と感じることも。

 あと海外の子供の訓練を見ているとバレエのバーレッスンみたいのや体操ぽい練習も取り入れたりしている。チューブ使ったりとか、マシンピラティスなど新しいのも多い。さらに年代にあった効果的なプログラムを作る必要がある。それには情報収集が大事。

BPDFプロ・ラテンのファイナリスト、サルヴォ&サーシャのトレーニング
Salvo Sinardi and Sasha Kondrashova: Training 2022

今はさらに進化しているかも。

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